特許
J-GLOBAL ID:200903021245460301

電線接続部分の止水処理方法および止水構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小谷 悦司 ,  伊藤 孝夫 ,  樋口 次郎 ,  村松 敏郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-116862
公開番号(公開出願番号):特開2007-287634
出願日: 2006年04月20日
公開日(公表日): 2007年11月01日
要約:
【課題】複数の電線を接続する場合において、簡単な操作で、導体接続部分の体積を大幅に増やすことなく、確実に車載用電線の止水処理を行う。【解決手段】導体12,52の外側に被覆材14,54を有する電線10,50を接続し、電線50を止水処理する方法であって、圧着端子20によって導体どうしを接続するとともに当該圧着端子20を電線50の被覆材54に圧着固定し、圧着端子20の受け部26の上方であって被覆材54が除去された領域と除去されていない領域との境界部分Aに、流動性を有する止水剤18を滴下し、この境界部分Aの周囲圧力と止水剤18が滴下された電線50の被覆材54の内側の圧力との間に圧力差を生じさせることにより、止水剤18を電線50の被覆材54の内側に浸透させる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
導体の外側に被覆材を有する複数の電線において、前記導体どうしを接続して前記複数の電線を電気的に接続した後、当該接続された複数の電線のうちいずれかの電線を止水処理することによってこの電線接続部分を止水処理するための方法であって、 前記複数の電線の被覆材を除去して導体を露出させる導体露出工程と、 前記導体露出工程後、電線の長さ方向に延びる基板と、当該基板の側部から上方に延びて前記導体を外方から抱き込む姿勢で当該導体に圧着される導体バレル部と、前記基板の側部から上方に延びて、前記接続された電線のうちいずれかの電線における前記被覆材が除去されていない領域の被覆材を抱き込む姿勢で当該電線に圧着されるインシュレーションバレル部と、前記導体バレル部とインシュレーションバレル部との間に設けられて、前記基板の側部から上方に延びて、前記被覆材が除去された領域と除去されていない領域との境界部分を下方から覆う受け部とを一体に有する圧着端子を用いて、前記導体バレル部によって前記露出した複数の導体を束ねつつ、当該導体の束と前記導体バレル部とを圧着するとともに、前記インシュレーションバレル部と前記電線の被覆材とを圧着することで、当該導体どうしを接続して前記複数の電線を電気的に接続する電線接続工程と、 前記電線接続工程後、前記圧着端子の受け部上であって前記被覆材が除去された領域と除去されていない領域との境界部分に、流動性を有する止水剤を滴下し、当該止水剤が前記電線の導体と被覆材との隙間を外側から塞ぐ状態にする止水剤供給工程と、 前記止水剤供給工程後、前記止水剤が滴下された部分の周囲圧力と、当該止水剤が滴下された電線の被覆材の内側の圧力との間に圧力差を生じさせて、当該圧力差によって前記止水剤を前記被覆材の内側に浸透させる差圧浸透工程とを含むことを特徴とする電線接続部分の止水処理方法。
IPC (7件):
H01B 13/32 ,  H02G 15/02 ,  H01R 4/70 ,  H01R 4/18 ,  H01R 43/00 ,  H01B 7/282 ,  H01B 7/00
FI (7件):
H01B13/32 ,  H02G15/02 E ,  H01R4/70 Z ,  H01R4/18 Z ,  H01R43/00 Z ,  H01B7/28 E ,  H01B7/00 306
Fターム (21件):
5E051GA02 ,  5E051GB10 ,  5E085BB02 ,  5E085BB12 ,  5E085CC03 ,  5E085DD13 ,  5E085FF01 ,  5E085JJ13 ,  5G309FA06 ,  5G313FA03 ,  5G313FB01 ,  5G313FC05 ,  5G313FD06 ,  5G327EA01 ,  5G375AA01 ,  5G375AA08 ,  5G375BA26 ,  5G375BB55 ,  5G375CA13 ,  5G375DB35 ,  5G375EA06
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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