特許
J-GLOBAL ID:200903021304466203
糞便中の耐酸性微生物を検出するための新規方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-580001
公開番号(公開出願番号):特表2002-529705
出願日: 1999年10月29日
公開日(公表日): 2002年09月10日
要約:
【要約】本発明は酸耐性微生物による哺乳動物の感染の検出方法に関する、この検出方法では、(a)哺乳動物の糞便サンプルを少なくとも2種類の異なるモノクローナル抗体、それらのフラグメント若しくは誘導体又はアプタマーと共に、酸耐性微生物の抗原と、該抗体、それらのフラグメント若しくは誘導体又はアプタマーとの複合体形成を可能にする条件下でインキュベートし、(aa)第1モノクローナル抗体又はそのフラグメント若しくは誘導体又は第1アプタマーは第1抗原のエピトープに特異的に結合し、少なくともある種の哺乳動物に関しては腸通過後にネイティブ構造に又は、該酸耐性微生物又はその抽出物若しくは溶解物又はそれからのタンパク質若しくはそのフラグメント又は合成ペプチドによって感染又は免疫化した後に哺乳動物がそれに対して抗体を生じる構造に相当する構造を示し、(ab)第2モノクローナル抗体又はそのフラグメント若しくは誘導体又は第2アプタマーは,第1抗原のエピトープとは異なる第2抗原のエピトープに特異的に結合し、少なくともある種の哺乳動物に関しては腸通過後に、ネイティブ構造に又は該酸耐性微生物又はその抽出物若しくは溶解物又はそれからのタンパク質若しくはそのフラグメント又は合成ペプチドによって感染又は免疫化した後に哺乳動物がそれに対して抗体を生じる構造に相当する構造を示し、哺乳動物の部分は(aa)と(ab)とによってオーバーラップする可能性があり、全体として感染した哺乳動物の総数を本質的に構成し、(b)(aa)又は(ab)による少なくとも1つの抗原-抗体複合体又は抗原-アプタマー複合体の形成を検出する。
請求項(抜粋):
耐酸性微生物の感染を検出するための下記の方法: (a)哺乳動物の糞便試料を、少なくとも2種類の異なるモノクローナル抗体、そのフラグメントもしくは誘導体、またはアプタマーと共に、耐酸性微生物由来の抗原と、抗体、そのフラグメントもしくは誘導体、またはアプタマーとの複合体形成が可能な条件下でインキュベートし、その際 (aa)第1モノクローナル抗体またはそのフラグメントもしくは誘導体、または第1アプタマーは、第1抗原のエピトープを特異的に結合し、少なくともある哺乳動物については、腸管通過後に天然構造に相当する構造を示すか、あるいはその耐酸性微生物またはその抽出物もしくは溶解物またはそれに由来するタンパク質もしくはそのフラグメントまたは合成ペプチドにより感染もしくは免疫化された後に哺乳動物がそれに対する抗体を産生する構造を示し、 (ab)第2モノクローナル抗体またはそのフラグメントもしくは誘導体、または第2アプタマーは、第1抗原のエピトープと異なる第2抗原のエピトープを特異的に結合し、少なくともある哺乳動物については、腸管通過後に天然構造に相当する構造を示すか、あるいはその耐酸性微生物またはその抽出物もしくは溶解物またはそれに由来するタンパク質もしくはそのフラグメントまたは合成ペプチドにより感染もしくは免疫化された後に哺乳動物がそれに対する抗体を産生する構造を示し、 哺乳動物群は(aa)および(ab)によりオーバーラップしてもよく、全体として本質的に感染哺乳動物の総数を構成し;そして (b)(aa)または(ab)による少なくとも1種類の抗原-抗体複合体または抗原-アプタマー複合体の形成を検出する。
IPC (7件):
G01N 33/569
, C07K 16/12 ZNA
, G01N 33/543 521
, G01N 33/577
, C12P 21/08
, G01N 33/48
, C12R 1:91
FI (7件):
G01N 33/569 F
, C07K 16/12 ZNA
, G01N 33/543 521
, G01N 33/577 B
, C12P 21/08
, G01N 33/48 G
, C12R 1:91
Fターム (14件):
2G045AA22
, 2G045AA28
, 2G045CB04
, 2G045FB03
, 4B064AG27
, 4B064CA10
, 4B064CA20
, 4B064DA15
, 4H045AA11
, 4H045AA30
, 4H045CA11
, 4H045DA76
, 4H045EA52
, 4H045FA72
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (1件)
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Antigen detection with monoclonal antibodies for the diagnosis of adenovirus gastroenteritis.
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