特許
J-GLOBAL ID:200903021338832845

内燃エンジンから放出される汚染物の減少のための燃料変性方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-523175
公開番号(公開出願番号):特表平8-509043
出願日: 1994年03月09日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】エンジン(16)からの排気ガス放出を制御するための方法は、普通のガソリン又はその他の液状炭化水素燃料から軽い留出物燃料(Fd)を取り出すこと、及びエンジンの初期運転期間の間にはこの軽い留出物燃料をエンジンに供給することを含む。これは、エンジン排気ガス中の汚染物を減らすために使用される触媒コンバータ(22)がまだその運転温度に達する前の冷たい開始期間の間にエンジン排気中の酸化可能な汚染物を減少させる。触媒コンバータ(22)が十分に加熱された後で、エンジン(16)への燃料供給は、ガソリン又はその他の液状炭化水素燃料に切り替えられる。留出物燃料(Fd)及び液状炭化水素燃料の両方とも、エンジンに供給される燃料を分解させるために、加熱されたクラッキング触媒床(30)を通過させることができる。
請求項(抜粋):
液状炭化水素燃料を供給される内燃エンジンから排出される排気ガス中の汚染物を減らすための方法であって、 (a)液状炭化水素燃料を加熱してそれから低沸点留分を蒸発させること、低沸点留分を凝縮させてそれから留出物燃料を得ること、及び留出物燃料を貯蔵容器中に貯蔵すること、 (b)エンジン始動のためのそして初期エンジン運転期間の間の、始動燃料/空気燃焼混合物の一部としてエンジンに留出物燃料を供給すること、 (c)初期エンジン運転期間の後で、エンジンへの留出物燃料の供給を終結させること、及び引き続くエンジン運転期間のための第二燃料/空気燃焼混合物の一部としてエンジンに(a)の液状炭化水素燃料を供給すること、 (d)エンジンに燃料を供給するのに先立って、留出物燃料及び液状炭化水素燃料の少なくとも一つをクラッキング又は異性化条件下でそれをクラッキング触媒と接触させることによって精製すること、並びに (e)留出物燃料又は液状炭化水素燃料のエンジンへの供給をクラッキング触媒の回りを迂回させること及び触媒再生条件下でクラッキング触媒を通して空気を流すことによってエンジンの運転の間にクラッキング触媒を再生することを含んで成る方法。
IPC (5件):
F02M 31/16 ,  F02M 1/16 ,  F02M 25/00 ,  F02M 27/02 ,  F02M 31/18
FI (5件):
F02M 31/16 Z ,  F02M 1/16 Z ,  F02M 25/00 B ,  F02M 27/02 A ,  F02M 31/18
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特公昭50-038781
  • 特公昭47-022481
  • 特開昭51-081227
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