特許
J-GLOBAL ID:200903021375894125

超音波探傷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-296659
公開番号(公開出願番号):特開平10-142201
出願日: 1996年11月08日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 従来のBスコープ表示では、検出精度が低い、S/Nが良くない、異なる伝播モードのエコーを識別しにくい、距離分解能がよくない、方位分解能がよくない等の問題点があった。【解決手段】 送信信号によって駆動された探触子AまたはBまたはCから超音波パルスまたはバースト波を試験体1の表面3に対して斜めに放射し、試験体1中の欠陥6よって反射されたエコーを受信するような超音波斜角探傷での探傷結果のBスコープ表示について、図中網掛けした範囲を表示範囲とするような補正処理、画像化処理を備えた。また、上記補正処理を適用された探傷結果に対して、更に開口合成処理を加える手段を備えた。また、上記補正処理、画像化処理、開口合成処理を行う前処理として、デコンボリューション処理またはパルス圧縮処理またはその両方の処理を加える手段を備えた。また、上記の各処理によって得られた探傷結果を表示する手段を備えた。
請求項(抜粋):
固体内部の音響的不連続面を計測する装置において、送信信号により駆動された試験体の探傷面に対して斜めに超音波パルスまたはバースト波を放射し、かつ試験体内部の音響的不連続面によって反射された超音波パルスまたはバースト波を受信して電気信号に変換する探触子と、前記探触子を前記試験体上の任意の範囲を移動させかつ前記探触子の空間的位置情報を出力する走査機構と、前記探触子に送信信号を供給する送信部と、前記探触子で受信した信号を増幅する受信部と、受信された信号を適切な標本化周波数でディジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換部と、前記アナログ/ディジタル変換部からの受信波形情報および前記走査機構からの位置情報および前記探触子より試験体内部へ放射された超音波ビームの中心線の入射角度を考慮して各探触子位置での前記受信波形情報の時間軸補正量を計算する信号処理部と、前記時間軸補正量を用いて各探触子位置の受信波形情報を補正して、前記受信波形情報を画像表示する画像処理手段を備えたことを特徴とする超音波探傷装置。
IPC (2件):
G01N 29/10 501 ,  G01N 29/22 501
FI (2件):
G01N 29/10 501 ,  G01N 29/22 501
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 超音波診断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-200874   出願人:オリンパス光学工業株式会社
  • 特開昭50-105185
  • 特開昭61-160053
全件表示

前のページに戻る