2段階噴口面積特性を備えたプレ噴射燃料噴射弁

発明者：
出願人/特許権者： ,
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-220239
公開番号（公開出願番号）：特開2000-045909
出願日： 1998年08月04日
公開日（公表日）： 2000年02月15日
要約：

【要約】【課題】燃料噴射初期にごく少量の燃料を気筒内に噴射着火させ,着火直後の急激な熱発生を抑え,着火時に生じる異常な燃焼温度上昇を避け,窒素酸化物の生成および排出の大幅な低減を行う。【解決手段】プレ噴射するための当該プレ噴口1を穿設したノズル3と,当該ノズル3本体の円筒口内にニードル弁4が摺動自在に収容され,当該ノズル室5内に圧送された燃料圧力がプレ噴射開弁圧力Aに達したとき,当該ニードル弁4を1段リフト10させ,当該ノズル室5と当該プレ噴口1とを連通せしめ,プレ噴射を提供する1段階噴口面積特性と,プレ噴射開弁圧力Aを超える主噴射開弁圧力Bに達したとき,当該ニードル弁4を2段リフト11させ,当該ノズル室5と当該主噴口2とを連通せしめ,当該プレ噴口1および主噴口2より燃料噴射を提供する2段階噴口面積特性を特徴とする,プレ噴射を備えた多噴口燃料噴射弁を機関に適用する。

請求項（抜粋）：

燃料噴射ポンプ14から圧送された燃料を通過させる通路を,燃料噴射ポンプ14・燃料通路16・ノズル室5・プレ噴口1および主噴口2間に形成すると共に,当該主噴口から燃料を主噴射する前にプレ噴射するための当該プレ噴口1とを穿設したノズル3と,当該ノズル3本体の円筒口内にニードル弁4が摺動自在に収容され,当該ノズル室5内に圧送された燃料圧力がプレ噴射開弁圧力Aに達したとき,当該ニードル弁4に作用する付勢力に打ち勝ち,当該ニードル弁4を1段リフト10させ,当該ノズル室5と当該プレ噴口1とを連通せしめ,プレ噴射を提供する1段階噴口面積特性と,燃料圧送率が前記プレ噴射過程における圧送率を上回り,当該ノズル室5内に圧送された燃料圧力が前期記載のプレ噴射開弁圧力Aを超える主噴射開弁圧力Bに達したとき,当該ニードル弁4に作用する付勢力に打ち勝ち,当該ニードル弁4を2段リフト11させ,当該ノズル室5と当該主噴口2とを連通せしめ,当該プレ噴口1および主噴口2より燃料噴射を提供する2段階噴口面積特性を特徴とする,プレ噴射を備えた多噴口燃料噴射弁

IPC (3件)：

F02M 61/10 , F02M 45/08 , F02M 61/18 320

FI (3件)：

F02M 61/10 E , F02M 45/08 B , F02M 61/18 320 D

Fターム (15件)：

3G066AA07 , 3G066AB02 , 3G066AD12 , 3G066BA14 , 3G066BA25 , 3G066CA01S , 3G066CC06T , 3G066CC14 , 3G066CC28 , 3G066CC30 , 3G066CC52 , 3G066CE04 , 3G066CE13 , 3G066DA11 , 3G066DA16

引用特許：

審査官引用 (2件)

特開平2-040078
燃料噴射ノズル
公報種別：公開公報出願番号：特願平3-183243 出願人：日野自動車工業株式会社

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