特許
J-GLOBAL ID:200903021404241071
繊維強化樹脂製管状体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
進藤 満
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-035122
公開番号(公開出願番号):特開2002-233598
出願日: 2001年02月13日
公開日(公表日): 2002年08月20日
要約:
【要約】【課題】 繊維強化プリプレグシ-トを複数枚巻き回すことにより積層した管状体において、プリプレグシ-ト12、13、14、16の巻き回し始め端部や終わり端部の部分あるいは重ね継ぎ合わせ部分などへの応力集中が小さくなり、それらの部分での強化繊維破断を改善したものを提供する。【解決手段】 繊維強化プリプレグシ-ト12、13、14、16の端部を端面4が内側の方の薄い片斜面になった傾斜構造にして、その傾斜構造部分には強化繊維を含有しない樹脂溜まりがなく、片斜面全面には繊維強化プリプレグシ-トの強化繊維が分布しているものにした。繊維強化プリプレグシ-トの片斜面部の樹脂含浸量が10〜36wt%であるのが望ましく、また、片斜面の内側面に対する角度は70〜20 ゚が好ましい。管状体が引張弾性率400〜1000GPaの強化繊維を使用したプリプレグシ-トを積層したものでも応力集中による強化繊維破断を防止できる。
請求項(抜粋):
繊維強化プリプレグシ-トを複数枚巻き回すことにより積層した管状体において、繊維強化プリプレグシ-トの少なくとも1枚が少なくとも一端部を端面が内側の方の薄い片斜面となった傾斜構造にしたものであって、その傾斜構造部分には強化繊維を含有しない樹脂溜まりがなく、片斜面全面には繊維強化プリプレグシ-トの強化繊維が分布していることを特徴とする繊維強化樹脂製管状体。
IPC (2件):
FI (2件):
A63B 53/10 A
, A01K 87/00 630 A
Fターム (6件):
2B019AB12
, 2B019AC00
, 2C002AA05
, 2C002CS03
, 2C002MM02
, 2C002PP03
引用特許:
審査官引用 (1件)
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管状体とその製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-093022
出願人:ダイワ精工株式会社
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