特許
J-GLOBAL ID:200903021468961841

フェライト系鉄基合金の製造方法および高クロムフェライト系耐熱鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-342478
公開番号(公開出願番号):特開平9-184048
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】理論的な手法で高温強度の高いフェライト系鉄基合金を設計する方法およびボイラ用として好適なフェライト系耐熱鋼を提供する。【解決手段】鉄基合金中の合金元素について、d電子軌道エネルギーレベル(Md)および鉄(Fe)との結合次数(Bo)をDV-Xαクラスター法によって求め、平均Bo値が 1.805〜1.817 の範囲、平均Md値が0.8520〜0.8628の範囲になるように合金設計を行う。ボイラ用鋼として望ましいのは、Crが 9.0〜13.5%、Cが0.02〜0.14%、Coが0.5〜4.3 質量%、Wが 0.5〜2.6 %、Siが 0.101〜0.500 質量%、Reが 0〜3.0 %以下、Niが0.40%以下で、平均Bo値と平均Md値が図のABCDの領域内にあるフェライト系耐熱鋼である。
請求項(抜粋):
体心立方晶の鉄基合金中における各種合金元素について、d電子軌道エネルギーレベル(Md)および鉄(Fe)との結合次数(Bo)をDV-Xαクラスター法によって求め、下記?@式および?A式でそれぞれ表される平均Bo値と平均Md値とが、合金に求められる特性に応じた所定の値になるように添加すべき合金元素の種類および含有量を定めることを特徴とするフェライト系鉄基合金の製造方法。平均Bo値=ΣX i・(Bo)i ・・・・・?@平均Md値=ΣX i・ (Md)i ・・・・・?Aただし、Xi は合金元素iのモル分率、(Bo)iおよび (Md)iはそれぞれi元素のBo値およびMd値である。
IPC (2件):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/54
FI (2件):
C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/54
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (9件)
全件表示

前のページに戻る