特許
J-GLOBAL ID:200903021489985473

FM多重放送受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-013336
公開番号(公開出願番号):特開平9-205379
出願日: 1996年01月29日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 FM多重放送受信機において、音声放送と多重放送をそれぞれ任意の放送局で選局でき、かつページング情報や緊急情報に対して確実に情報を得る。【解決手段】 アンテナ1で受信したFM放送波は二つに分岐され、一方は音声用チューナ101へ入力しFM検波、ステレオ音声復調される。もう一方は多重用チューナ102へ入力しFM検波され、多重デコーダ15で多重信号に復調され表示器16で文字表示される。多重信号がページング情報、緊急情報であった場合、マイコン17からの制御によりアッテネータ7でステレオ音声信号を減衰させ、さらに呼出音合成回路8でページング呼出音を重畳させた合成信号をスピーカ9に供給する。
請求項(抜粋):
FM放送波を受信するアンテナ(1)と、アンテナ(1)からの高周波を二つに分岐した一方を入力し中間周波に周波数変換するフロントエンド(2)、周波数変換に要する局部発振周波数を発するための局部発振器(3)、中間周波をFM検波するFM検波器(4)から成る音声用チューナ(101)と、音声用チューナ(101)からのFM検波信号をステレオ音声信号に復調するためのステレオ復調回路(5)と、ステレオ音声信号を増幅するための音声増幅回路(6)と、増幅したステレオ音声信号を減衰させるためのアッテネータ(7)と、音声信号に呼出音を重畳させて合成信号を出力する呼出音合成回路(8)と、合成信号を音に変換するためのスピーカ(9)と、分岐した前記高周波のもう一方を入力し中間周波に周波数変換するフロントエンド(12)、周波数変換に要する局部発振周波数を発するための局部発振器(13)、中間周波をFM検波するFM検波器(14)から成る多重用チューナ(102)と、多重用チューナ(102)からのFM検波信号を多重信号に復調するための多重デコーダ(15)と、多重信号を表示するための表示器(16)と、多重信号の処理、前記局部発振器(3)、(13)、前記アッテネータ(7)、前記呼出音合成回路(8)、前記表示器(16)の制御を行うマイコン(17)と、前記マイコン(17)の制御を選択するキー(18)とを有し、前記多重信号がページング情報であった場合には、前記アッテネータ(7)で音声信号を減衰させ、前記呼出音合成回路(8)において音声信号に呼出音を重畳させた合成信号を前記スピーカ(9)に供給することを特徴とするFM多重放送受信機。
引用特許:
審査官引用 (11件)
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