特許
J-GLOBAL ID:200903021614735387

溶融スラグ流の画像認識方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-116198
公開番号(公開出願番号):特開2000-304232
出願日: 1999年04月23日
公開日(公表日): 2000年11月02日
要約:
【要約】【課題】溶融炉装置等において生成されスラグ流の特性を、画像処理により検出する。【解決手段】スラグ流を撮影して、複数の画像フレームの輝度データを得て記憶し、その内の幾つかのフレームの輝度データを選択して平均輝度データを算出する。次に、現在フレームの輝度データと平均輝度データとの差である輝度差データを得、輝度差データの内、高輝度ピクセルが強調されるように補正し、補正されたデータを2値化して2値化データを得る。そして、2値化データの高輝度ピクセル群を特定しその重心を検出し、該重心の垂直方向の移動距離と移動時間とから、スラグ流の流出速度を演算する。更に、平均輝度データ又は2値化データの水平方向の輝度分布に基づいて、スラグ流の幅及び流出位置を検出する。これらの流出速度及び幅等から、スラグ流の体積速度、質量速度、所定期間内の流出量推定値を演算することができる。
請求項(抜粋):
画像処理により溶融スラグの流動特性を認識する画像認識方法において、(a)溶融スラグ流を撮影して、複数の画像フレームの輝度データを得て記憶するステップと、(b)記憶された輝度データの内で時間的に連続する幾つかのフレームの輝度データを選択して平均輝度データを算出するステップであって、平均輝度データの各ピクセルの輝度が、選択されたフレームの対応するピクセルの輝度平均となるように算出する、ステップと、(c)現在フレームの輝度データと平均輝度データとの差である輝度差データを得るステップと、(d)輝度差データの内、高輝度ピクセルが強調されるように補正するステップと、(e)補正された輝度差データをピクセル毎に2値化して2値化データを得るステップと、(f)2値化データの高輝度ピクセル群を特定し、その重心を検出するステップと、(g)高輝度ピクセル群の重心の垂直方向の移動距離とその移動時間とから、溶融スラグ流の流動速度を演算するステップとからなることを特徴とする画像認識方法。
Fターム (7件):
3K062AA16 ,  3K062AB03 ,  3K062AC02 ,  3K062BA05 ,  3K062CA08 ,  3K062DA40 ,  3K062DB30
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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