特許
J-GLOBAL ID:200903021629741049
ジチオラン誘導体を含有する医薬
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大野 彰夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-282282
公開番号(公開出願番号):特開2000-169371
出願日: 1999年10月04日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
(57)【課題】 新規なグルタチオン還元酵素活性増強剤を提供する。【解決手段】下記一般式(I)を有する化合物又はその薬理上許容される塩を含有するグルタチオン還元酵素活性増強剤:【化1】{式中、m及びnの一方は0、他方は0、1又は2;kは0又は1乃至12の整数;R1 は、水素原子、置換基群αから選択される1つの基等;Aは、-N(R2 )CO-、-CON(R2 )CO-、-CON(R2 )SO2 -(R2 は、水素原子、アルキル基等)を有する基等;Bは、単結合、又は-N(R5 )-[R5 は、水素原子、アルキル基等]等}[置換基群α]置換可アリール基、置換可複素環基[置換基群β]アルキル基、ハロゲン化低級アルキル基等[置換基群γ]低級アルコキシ基、水酸基等。
請求項(抜粋):
下記一般式(I)を有する化合物又はその薬理上許容される塩を含有する、グルタチオン還元酵素活性増強剤:【化1】{式中、m及びnの一方は0、他方は0、1又は2を示し、kは0又は1乃至12の整数を示し、R1 は、水素原子、置換基群αから選択される基、或は置換基群α及び置換基群γから選択される1乃至3個の置換基で置換されていてもよく、酸素原子及び/又は硫黄原子が介在していてもよい炭素数1乃至12個のアルキル基を示し、Aは、単結合、酸素原子、カルボニル基、又は-N(R2 )CO-、-N(R2 )CS-、-N(R2 )SO2 -、-CON(R2 )N(R3 )CO-、-CON(R2 )CO-、-CON(R2 )CS-、-CON(R2 )SO2 -、-O-CO-、-ON(R2 )CO-、-ON(R2 )SO2 -、-O-CON(R2 )N(R3 )CO-、-O-CON(R2 )CO-、-O-CON(R2 )SO2 -、-CO-O-、-CO-CO-、-CO-CON(R2 )N(R3 )CO-、-CO-CON(R2 )CO-、-CO-CON(R2 )SO2 -、-N(R2 )O-、-N(R2 )COCO-、-N(R2 )N(R3 )CO-、-N(R2 )N(R3 )SO2 -、-N(R2 )CON(R3 )N(R4 )CO-、-N(R2 )CON(R3 )CO-、-N(R2 )CON(R3 )SO2 -、若しくは、-N(R2 )CON(R3 )SO2 N(R4 )CO-[式中、R2 、R3 及びR4 は、同一若しくは異なって、水素原子、炭素数1乃至12個を有するアルキル基、アラルキル基、アリール部分が置換基群βから選択される1乃至3個の基で置換されたアラルキル基、アシル基又は置換基群αから選択される1つの基を示す。]を有する基を示し、Bは、単結合、又は-N(R5 )-、若しくは-N(R6 )N(R5 )-[式中、R5 及びR6 は、同一若しくは異なって、水素原子、炭素数1乃至12個を有するアルキル基、アラルキル基、アリール部分が置換基群βから選択される1乃至3個の基で置換されたアラルキル基、アシル基又は置換基群αから選択される1つの基を示し、更に、R5 は、R1 及びそれらが結合している窒素原子と共に5乃至7員環の複素環を形成していてもよい。]を示し、更に、Aが、-N(R2 )CO-、-N(R2 )CS-、-CON(R2 )N(R3 )CO-、-CON(R2 )CO-、-CON(R2 )CS-、-O-CO-、-ON(R2 )CO-、-O-CON(R2 )N(R3 )CO-、-O-CON(R2 )CO-、-CO-CON(R2 )N(R3 )CO-、-CO-CON(R2 )CO-、-N(R2 )N(R3 )CO-、-N(R2 )CON(R3 )N(R4 )CO-、又は-N(R2 )CON(R3 )CO-[式中、R2 、R3 及びR4 は、前記と同意義を示す。]であり、Bが、単結合である場合、R1 は、前記の定義に加えて、基OR7 (式中、R7 は、低級アルキル基、低級アルケニル基、アラルキル基、アリール部分が置換基群βから選択される1乃至3個の基で置換されたアラルキル基又は置換基群αから選択される1つの基を示す。)であってもよく、Aが、-CON(R2 )SO2 -、-ON(R2 )SO2 -、-O-CON(R2 )SO2 -、-CO-CO-、-CO-CON(R2 )SO2 -、-N(R2 )COCO-、-N(R2 )N(R3 )SO2 -、又は-N(R2 )CON(R3 )SO2 -[式中、R2 及びR3 は、前記と同意義を示す。]であり、且つ、Bが単結合である場合、並びに、Aが、酸素原子、-CO-O-又は-N(R2 )O-でなく、且つ、Bが-N(R5 )-[式中、R5 は、前記と同意義を示す。]である場合、R1 は、前記の定義に加えて、水酸基又は基OR7 (式中、R7 は、前記と同意義を示す。)であってもよい。但し、Aが、酸素原子である場合、Bは単結合又は-N(R5 )-[式中、R5 は、前記と同意義を示す。]であり、Aが、-CO-O-又は-N(R2 )O-[式中、R2 は、前記と同意義を示す。]である場合、Bは単結合であり、kが、4を示す場合、基-ABR1 は、カルボキシル基を示さない。}[置換基群α]アリール基、複素環基、置換基群βから選択される1乃至3個の基で置換されたアリール基、置換基群βから選択される1乃至3個の基で置換された複素環基[置換基群β]低級アルキル基、ハロゲン化低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、水酸基、カルボキシル基、窒素原子が置換されていてもよいカルバモイル基、低級アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、ニトロ基、アミン残基、スルホ基、スルファモイル基、シアノ基、ヒドロキシ低級アルキル基[置換基群γ]低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、水酸基、ニトロオキシ基、カルボキシル基、低級アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、スルホ基、スルファモイル基、アミン残基、窒素原子が置換されていてもよいカルバモイル基。
IPC (28件):
A61K 31/385
, A61K 31/404
, A61K 31/4045
, A61K 31/405
, A61K 31/4178
, A61K 31/433
, A61K 31/4436
, A61K 31/4535
, A61K 31/496
, A61K 31/5377
, A61K 31/541
, A61P 1/04
, A61P 1/16
, A61P 3/10
, A61P 9/00
, A61P 11/00
, A61P 13/12
, A61P 25/00
, A61P 25/28
, A61P 27/12
, A61P 31/12
, A61P 35/00
, A61P 39/06
, A61P 43/00
, A61P 43/00 111
, C07D339/04
, C07D409/12
, C07D417/12
FI (28件):
A61K 31/385
, A61K 31/404
, A61K 31/4045
, A61K 31/405
, A61K 31/4178
, A61K 31/433
, A61K 31/4436
, A61K 31/4535
, A61K 31/496
, A61K 31/5377
, A61K 31/541
, A61P 1/04
, A61P 1/16
, A61P 3/10
, A61P 9/00
, A61P 11/00
, A61P 13/12
, A61P 25/00
, A61P 25/28
, A61P 27/12
, A61P 31/12
, A61P 35/00
, A61P 39/06
, A61P 43/00
, A61P 43/00 111
, C07D339/04
, C07D409/12
, C07D417/12
引用特許:
審査官引用 (13件)
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糖尿病の治療用薬剤
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-318836
出願人:アスタメディカアクチエンゲゼルシャフト
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特開昭60-115574
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特公昭42-001286
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引用文献:
審査官引用 (6件)
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BIOCHEMICAL & BIOPHYSICAL RESEARCH COMMUNICATIONS, 1995, V207N1, P258-264
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Journal of the American Chemical Society, 84, pp.662-665 (1962)
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Journal of the American Chemical Society, 78, pp.6151-6153 (1956)
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Journal of Chromatography, 208, pp129-131 (1981)
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Chemical Abstracts, 64:15861e-h (1966)
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Journal of the American Chemical Society, 78, pp.1763-1766 (1956)
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