特許
J-GLOBAL ID:200903021630679071

電子スチルカメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安富 耕二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-189621
公開番号(公開出願番号):特開平10-032750
出願日: 1996年07月18日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 ストロボを本発光前にプリ発光して、得られる画面の輝度レベルを基に本発光時の発光量を設定する場合に、被写体に対する照明の照度が比較的高い場合にはプリ発光による輝度レベルの上昇分に比べてストロボ光以外の外光成分による輝度レベルが遙かに大きくなるが、屋内撮影の場合、照明手段である蛍光灯のフリッカの影響により同一環境下で撮影を行っても、撮影タイミングにより得られる静止画の輝度レベルには±5%程度のフリッカによる変動が生じることになり、この変動分にプリ発光分が埋もれてしまい、これを基に設定される本発光量が不正確となる。【解決手段】 シャッタスピードが低速で、且つストロボ5を非発光状態とする第1撮影状態で得られる一画面における輝度レベルを輝度評価値Y0として検出し、シャッタスピードが高速で、且つストロボ5を発光量が固定のプリ発光量Pにてプリ発光状態とする第2撮影状態で得られる輝度評価値YSとを検出し、両輝度評価値Y0、YS及びプリ発光量Pより本発光時の発光量Qを決定することを特徴とする。
請求項(抜粋):
入射光を光電変換して電荷蓄積期間にわたって蓄積し撮像信号として出力する撮像素子と、撮像信号の一画面分の輝度レベルを輝度評価値として検出する輝度評価値検出手段と、発光量が可変となるストロボ装置と、シャッタスピードの決定及び該ストロボ装置の発光状態の制御を行う制御手段と、該制御手段により決定されたシャッタスピードに応じて前記撮像手段の電荷蓄積期間を変更して前記撮像素子を駆動する撮像素子駆動手段を備え、前記輝度評価値検出手段において、シャッタスピードが低速で、且つ前記ストロボ装置を非発光状態とする第1撮影状態で得られる輝度評価値Y0と、シャッタスピードが高速で、且つ前記ストロボ装置を発光量が固定のプリ発光量Pにてプリ発光状態とする第2撮影状態で得られる輝度評価値YSとを検出し、前記両輝度評価値Y0、YS及びプリ発光量Pより本発光時の発光量Qを決定することを特徴とする電子スチルカメラ。
IPC (3件):
H04N 5/238 ,  G03B 7/16 ,  G03B 15/05
FI (3件):
H04N 5/238 Z ,  G03B 7/16 ,  G03B 15/05
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平4-088762
  • 撮像装置および撮像方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-330215   出願人:キヤノン株式会社
  • 特開平1-289925
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