特許
J-GLOBAL ID:200903021654834310

燃料噴射弁体およびそのガス窒化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 義朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-044619
公開番号(公開出願番号):特開2002-241922
出願日: 2001年02月21日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】 表層部の窒素濃度を確保し、表面硬さおよび疲労強度の向上、並びに耐久性および耐圧性を向上し得るように白層を丈夫で有効利用可能な形態にすることができる燃料噴射弁体およびそのガス窒化処理方法を提供する。【解決手段】 Crを5〜6重量%、Moを1.0〜1.3重量%、Vを0.1重量%以上それぞれ含有した高合金鋼よりなる燃料噴射弁体のガス窒化処理方法として、先ず第1工程において、処理温度を525〜535°Cに、残留アンモニア濃度を35〜45%にそれぞれ設定し、処理時間を2〜4時間かけて窒化処理する。そして、この第1工程完了後に第2工程において、処理温度を555〜565°Cに、残留アンモニア濃度を15〜25%にそれぞれ設定し、14〜16時間かけて拡散処理し、ボイド欠陥の存在しないFe3N主体の丈夫で緻密な白層と高窒化硬さを保有する窒化拡散層を燃料噴射弁体の表面に生成層する。
請求項(抜粋):
Crを5〜6重量%、Moを1.0〜1.3重量%、Vを0.1重量%以上それぞれ含有した鋼よりなる燃料噴射弁体をガス窒化処理するガス窒化処理方法において、燃料噴射弁体の窒化を行う第1工程での処理温度を525〜535°Cに設定するとともに、残留アンモニア濃度を35〜45%に設定し、そのときの処理時間を2〜4時間に設定していることを特徴とする燃料噴射弁体のガス窒化処理方法。
IPC (3件):
C23C 8/26 ,  F02M 61/18 360 ,  F02M 61/18
FI (3件):
C23C 8/26 ,  F02M 61/18 360 A ,  F02M 61/18 360 B
Fターム (15件):
3G066AA07 ,  3G066AB02 ,  3G066BA47 ,  3G066BA48 ,  3G066BA49 ,  3G066BA50 ,  3G066BA55 ,  3G066CC14 ,  3G066CD14 ,  3G066CD21 ,  4K028AA02 ,  4K028AB01 ,  4K028AB06 ,  4K028AC07 ,  4K028AC08
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 金属部材のイオン窒化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-285952   出願人:株式会社ライムズ, 住友金属鉱山株式会社, 日本電子工業株式会社, 日本コーティングセンター株式会社
  • 金属部材の窒化法およびイオン窒化法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-174753   出願人:株式会社ライムズ, 日本電子工業株式会社, 日本コーティングセンター株式会社, 住友金属鉱山株式会社
  • 特開昭53-001142
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