特許
J-GLOBAL ID:200903021672725677
液体封入式防振装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 覚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-115635
公開番号(公開出願番号):特開平9-280303
出願日: 1996年04月12日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 高温下でも耐久強度が確保されるようにするとともに、所定の動バネ特性を得られるようにする。【解決手段】 振動体に連結される上部連結部材9と、車体側に連結される下部連結部材99との間に、円錐台状の形態からなるものであって、天然ゴムを主体として形成される防振ゴム体1を設ける。この防振ゴム体1のゴム部のところに、液体流動用の第二のオリフィス15を設ける。このような防振ゴム体1を包み込むように、上部連結部材9と仕切板4との間にゴム膜状の弾性部材2及び筒状金具22を設ける。この弾性部材2は耐熱性ゴム材からなるものである。これら弾性部材2、筒状金具22、仕切板4にて形成される空間内に液体を充填し、主室5、第二の液室51を形成する。これら液室の下方部に仕切板4を挟んで副室6を設ける。主室5と副室6との間を連結するオリフィス3を設ける。
請求項(抜粋):
振動体側に取付けられる上部連結部材と、車体側に取付けられる下部連結部材と、これら上下両連結部材の間にあって上記振動体からの振動を遮断する防振ゴム体と、上記下部連結部材にその一端が結合されるものであって筒状の形態からなる筒状金具と、当該筒状金具の上部開口部と上記上部連結部材との間に設けられる弾性部材と、当該弾性部材にて区画されるものであってその内部に非圧縮性流体(液体)の封入される主室と、ゴム膜状部材からなるダイヤフラムを一方の室壁とするとともにその内部に液体の封入される副室と、これら主室と副室との間を連結するオリフィスと、また、上記主室と副室との間を仕切る仕切板と、からなる液体封入式の防振装置において、上記弾性部材を耐熱性ゴム材からなるようにし、一方、上記防振ゴム体を上記主室内に配置するとともに当該防振ゴム体を上記上部連結部材から上記仕切板にかけて末広がり状に拡がるように形成された円錐台状の形態からなるようにしたことを特徴とする液体封入式防振装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16F 13/00 620 L
, B60K 5/12 F
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭58-054249
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特開平2-240426
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液体封入式防振装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-136775
出願人:豊田合成株式会社
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