特許
J-GLOBAL ID:200903021673501659

配管用継手装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-140642
公開番号(公開出願番号):特開2000-329278
出願日: 1999年05月20日
公開日(公表日): 2000年11月30日
要約:
【要約】【課題】 配管用継手装置において、パイプがコネクタハウジング内へ不完全に押し込まれて、不完全な接続がなされることを確実に防止する。【解決手段】 パイプ14とコネクタハウジング15の間に公知のように弾性材のリテ-ナ17が介装される。継手装置の結合状態では、リテ-ナ17の途中部分にある1対の対向する撓み係合部26の第1係合縁26aがパイプ14側の係合突起18に係合し、第2係合縁26bがコネクタハウジング15の係合開口20内に嵌まり、係合端縁19に係合する。不完全な接続は、ロックカバ-30をパイプ14とコネクタハウジング15の外周に嵌め込むことによって防止される。ロックカバ-30の1対の平行な撓み脚部32cと1対の平行な係合脚部32aとをコネクタハウジング15およびパイプ14の外周に嵌め込むと、撓み脚部32cがコネクタハウジング15の段部37に当って撓みつつそれに係合する。したがって、ロックカバ-30の係合脚部32aが追加係合突起18Aを押し、パイプ14はコネクタハウジング15の内部に自動的に押し込まれる。
請求項(抜粋):
接続端部寄り外周に係合突起を有するパイプと、このパイプに接続されるチューブが一端部にはめられ、他端部で前記パイプの接続端部外周にシール状にはめられたコネクタハウジングと、前記パイプとコネクタハウジングの間に介在する弾性材のリテーナとを備え、このリテ-ナは、コネクタハウジング内の所定接続位置へのパイプの挿入により、コネクタハウジング寄りの第1係合縁でパイプの前記係合突起にスナップ係合し、かつ反コネクタハウジング寄りの第2係合縁でコネクタハウジングに係合して、パイプとコネクタハウジングが離脱するのを防ぐ撓み係合部を備え、この撓み係合部は前記パイプの直径方向に対向する位置に設けられ、前記第2係合縁には、コネクタハウジングの前記他端部外に露出する押圧操作部がパイプ外側でその直径方向に対向するように一体的に突設されている配管用継手装置において、前記パイプには、前記係合突起に関してパイプ接続端部と反対の側の外周に、追加の係合突起が形成され、一方、前記コネクタハウジングおよび前記パイプの外周には、それらの側方から嵌合可能なロックカバ-が設けられ、このロックカバ-は、コネクタハウジングの外周面を両側から挟持した状態でコネクタハウジングに嵌めうる1対の平行な撓み脚部と、パイプの外周面を両側から挟持し、かつ前記追加係合突起に係合した状態でパイプに嵌めうる1対の平行な係合脚部とを一体的に有し、前記コネクタハウジングの外周面には、前記撓み脚部がコネクタハウジング外周面に嵌め込まれた時に撓み脚部に作用する係合部が設けられ、この係合部はその作用時に、パイプ外周面に追加係合突起に係合した状態で嵌め込まれている係合脚部をコネクタハウジング内部へ向かって変位させる力をロックカバ-に与えるように構成され、コネクタハウジング内部へ向かって変位させる上記力によって、パイプのコネクタハウジング内の前記所定接続位置への挿入が確保されることを特徴とする配管用継手装置。
Fターム (15件):
3J106AA06 ,  3J106AB01 ,  3J106BA01 ,  3J106BB01 ,  3J106BC07 ,  3J106BD01 ,  3J106BE18 ,  3J106BE19 ,  3J106BE21 ,  3J106CA07 ,  3J106EA03 ,  3J106EB03 ,  3J106EC01 ,  3J106EC07 ,  3J106ED39
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • パイプコネクタ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-160252   出願人:マルヤス工業株式会社, トヨタ自動車株式会社
審査官引用 (1件)
  • パイプコネクタ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-160252   出願人:マルヤス工業株式会社, トヨタ自動車株式会社

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