特許
J-GLOBAL ID:200903021707498601

電源装置の突入電流防止回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-174109
公開番号(公開出願番号):特開平11-353038
出願日: 1998年06月05日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 簡素な構成で、効率の低下を招くことなく突入電流を抑制する。【解決手段】 入力電源1をオンすると共にコントロール端子3にハイレベルの電圧を印加してスイッチング電源回路32を起動すると、まず、FET11がオンして抵抗10のFET11側の端子はグランドに接続される。その結果、コンデンサ9を通じて電流が流れ、コンデンサ9はしだいに充電される。これによりFET4のゲート電位はしだいに低下し、ゲート-ソース間電圧Vgsの絶対値は時間の経過と共に除々に大きくなる。そして、この電圧Vgsの絶対値が、FET4の特性により決まるスレッシュホールド電圧Vtpを越えると、FET4はオンして導通状態となる。すなわち、起動後、電圧Vgsの絶対値がスレッシュホールド電圧Vtpを越えるまではFET4は非導通状態を維持し、したがって突入電流の発生が防止される。
請求項(抜粋):
直流電源から供給される電圧を異なる電圧に変換するコンバータ回路を含む電源装置において突入電流を防止する回路であって、第1および第2の端子と制御端子とを含み、前記直流電源の出力端子と前記コンバータ回路の入力端子とに前記第1および第2の端子がそれぞれ接続され、前記制御端子に印加される電圧により前記第1および第2の端子間が導通状態および非導通状態になる入力スイッチング素子と、前記入力スイッチング素子の前記第1の端子と前記制御端子との間に接続されたコンデンサと、前記入力スイッチング素子の前記制御端子に一端が接続された第1の抵抗と、前記入力スイッチング素子の前記第1の端子に一端が接続された第2の抵抗と、第1および第2の端子と制御端子とを含み、前記第1の端子は基準電位点に接続され、前記第2の端子は前記第1および第2の抵抗の他端に接続され、前記制御端子に印加される電圧により前記第1および第2の端子間が導通状態または非導通状態となるコントロールスイッチング素子と、を含むことを特徴とする電源装置の突入電流防止回路。
IPC (2件):
G05F 1/10 304 ,  H02M 3/155
FI (2件):
G05F 1/10 304 M ,  H02M 3/155 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る