特許
J-GLOBAL ID:200903021731391036
工作機械のワーク加工方法及び挙動計測装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
光石 俊郎
, 光石 忠敬
, 田中 康幸
, 松元 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-286909
公開番号(公開出願番号):特開2009-113138
出願日: 2007年11月05日
公開日(公表日): 2009年05月28日
要約:
【課題】必要以上に暖機運転を行うことを確実に防止するとともに、作業者によらず熱変位が確実に安定した状態でワークの加工を開始して加工精度を確保することが可能な工作機械のワーク加工方法及び挙動計測装置を提供する。【解決手段】工作機械のワーク加工方法を、主軸に装着された工具の先端の位置を連続的に測定する第一の工程(ステップS4)と、測定結果に基づいて工具の先端位置の変位量を算出する第二の工程(ステップS5)と、変位量が予め設定された許容変位量内にある時間を監視する第三の工程(ステップS8)と、変位量が許容変位量内にある時間が、予め設定された範囲時間より短い場合は暖機運転を継続し、範囲時間に達した場合は暖機運転を終了する第四の工程(ステップS9)と、暖機運転が終了した場合にワークの加工を開始する第五の工程(ステップS10)とから構成した。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ワークと工具を相対変位させて前記ワークの加工を行う工作機械のワーク加工方法であって、
主軸に装着された工具の先端の位置を連続的に測定する第一の工程と、
測定結果に基づいて順次工具の先端位置の変位量を算出する第二の工程と、
前記変位量が、温度変化に伴って移動する工具先端の位置が安定したか否かを判断するために予め設定された許容変位量内にある時間を監視する第三の工程と、
前記変位量が許容変位量内にある時間が、温度変化に伴って移動する工具先端の位置が安定したか否かを判断するために予め設定された時間である前記範囲時間より短い場合は暖機運転を継続する一方、前記変位量が許容変位量内にある時間が前記範囲時間に達した場合は暖機運転を終了する第四の工程と、
前記第四の工程において暖機運転が終了した場合に前記ワークの加工を開始する第五の工程と
を含むことを特徴とする工作機械のワーク加工方法。
IPC (2件):
FI (2件):
B23Q15/00 A
, B23Q17/00 A
Fターム (2件):
引用特許:
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