特許
J-GLOBAL ID:200903021774294921

酸化物超電導体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今井 毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-277436
公開番号(公開出願番号):特開平10-101490
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 優れた超電導特性を示すRE123系酸化物超電導体を大気雰囲気下において安定に製造できる手段を確立する。【解決手段】 希土類元素を含む材料とBa-Cu-O溶媒を溶融・冷却・凝固して結晶化させる例えば結晶引上げ法等によりRE123系酸化物超電導体を製造するに際して、大気雰囲気下において“原料溶融部の組成及び平衡液相組成とそれから晶出するRE123系酸化物超電導体の結晶組成との関係”を調査しておいてから、この調査結果に基づき原料の平均組成あるいは溶媒組成を調整する(例えば原料平均組成を超電導相と液相とが平衡して共存する領域に設定すると共に前記原料溶融物中の「Ba/Cu」比を 3/5〜1/1 等に調整するか、結晶引上げるつぼ中の溶媒の「Ba/Cu」比を 3/5〜1/1 等に調整する)ことによりREとBaとの相互置換量を制御(RE123系超電導体RE1+x Ba2-x Cu3 O7-d のxの値を0〜0.05等に制御)して結晶化させる。
請求項(抜粋):
希土類元素の1種又は2種以上を構成元素として含む材料とBa-Cu-O溶媒を溶融・冷却・凝固して結晶化させることによりRE123系酸化物超電導体を製造するに際して、 予め大気雰囲気下において“溶媒組成とそれから晶出するRE123系酸化物超電導体の結晶組成との関係”を調査しておき、この調査結果に基づいて溶媒組成を調整することにより希土類元素(RE)とBaとの相互置換量を制御して結晶化させることを特徴とする、高い臨界温度を有する酸化物超電導体を大気雰囲気下において製造する方法。
IPC (5件):
C30B 29/22 501 ,  C01G 1/00 ,  C01G 3/00 ZAA ,  C04B 35/653 ZAA ,  H01B 13/00 565
FI (5件):
C30B 29/22 501 B ,  C01G 1/00 S ,  C01G 3/00 ZAA ,  H01B 13/00 565 D ,  C04B 35/60 ZAA A
引用特許:
出願人引用 (2件)

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