特許
J-GLOBAL ID:200903021781470905

アジテータミル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 武久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-218700
公開番号(公開出願番号):特開平10-076172
出願日: 1997年08月13日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 粉砕と分散が剪断作用によって最も顕著になされ、且つクリーニングに特に都合の良い一般的タイプのアジテータミルを具現化する。【解決手段】 本発明に係るアジテータミルは、粉砕容器(3)の内部壁(10)と回転子(42)の外側壁(43)によって画定された環状の外部粉砕室(9’)と、回転子(42)の内側壁(44)と内部固定子(24)の外側ジャケット(26)によって画定された内部粉砕室(9'')とを備えてなる。これら粉砕室(9’,9'')は、偏向室(49)によって互いに連結している。これら粉砕室(9’,9'')を画定する壁は滑らかで、アジテータ要素がない。
請求項(抜粋):
自由に流れる粉砕原料を処理するためのアジテータミルにして、内部壁(10)が基本的に閉鎖された粉砕室(9)を画定する粉砕容器(3)と;当該粉砕容器(3)内に回転駆動可能に配設され、共通の縦中央軸線(20)に関してカップ形状であって、内部固定子(24)を配設し上記粉砕容器(3)にしっかりと連結した円筒状回転子(42)を備えてなるアジテータユニット(21)とを備えてなり;上記粉砕容器(3)の内部壁と回転子(42)の外側壁(43)の間には環状の外部粉砕室(9’)が形成され、当該外部粉砕室(9’)内で同軸に配設され偏向室(49)を介して当該外部粉砕室と連結した円筒状の内部粉砕室(9'')が回転子(42)の内側壁(44)と内部固定子(24)の外側ジャケット(26)の間に形成され;上記外部粉砕室(9’)と偏向室(49)と内部粉砕室(9'')が補助粉砕体(41)で部分的に満たされた粉砕室(9)を構成し;上記外部粉砕室(9’)の上流に配設され当該外部粉砕室(9’)に粉砕原料の流れ方向(52)で連通した粉砕原料供給室(53)と、粉砕原料の流れ方向(52)で内部粉砕室(9'')の下流に配設された分離装置(34,34’)とが、粉砕原料を通過するように上記粉砕容器の同じ側におおよそ配設され;上記分離装置(34,34’)の近傍から粉砕原料供給室(53)の近傍に上記補助粉砕体(41)が戻るために、バイパス部(61,61’)が上記アジテータユニット(21)内に備えられ、当該バイパス部(61,61’)は内部粉砕室(9'')の終端部を外部粉砕室(9’)の開始部と連結し、粉砕原料の流れ方向(52)に関して分離装置(34,34’)の上流に配設されてなるアジテータミルにおいて、上記外部粉砕室(9’)が外部粉砕ギャップ幅cをもった環状ギャップの形状を有し、上記内部粉砕室(9'')が内部粉砕ギャップ幅eをもった環状ギャップの形状を有し、粉砕容器(3)の内部壁(10)、回転子(42)の外側壁(43)、回転子(42)の内側壁(44)及び内部固定子(24)の外側ジャケット(26)が滑らかで、アジテータ要素がないことを特徴とするアジテータミル。
IPC (2件):
B02C 17/16 ,  B02C 17/18
FI (2件):
B02C 17/16 B ,  B02C 17/18 Z
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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