特許
J-GLOBAL ID:200903021797578129

サスペンション制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-119063
公開番号(公開出願番号):特開平7-323714
出願日: 1994年05月31日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】伸側及び圧側の何れかの減衰力を大きく設定できるショックアブソーバを用いた減衰力制御において,特に中・高速走行状態で車体揺動入力として作用する小さなバネ上上下速度に対して減衰効果を高めてふわつき感を除去する。【構成】車速検出値Vの増加と共に段階的に増加される目標ポジション閾値P1,-P1 を設定し、バネ上上下速度X2i' に対してリニアに設定される目標ポジションPD が両閾値P1 〜-P1 間にあるときには,当該目標ポジションPD を伸側目標ポジション閾値P1 に設定し、バネ上上下速度X2i' が小さな値であるときには当該伸側目標ポジション閾値P1 における伸側高減衰力D/FT1が常時発揮されるようにして,小さな車体揺動入力も速やかに減衰収束させ、これにより車両走行中のしっかり感が高まる構成とした。
請求項(抜粋):
車体側部材及び車輪側部材間に介装されて,入力される制御信号に応じて伸側及び圧側の何れかの減衰力を大きく設定又は双方の減衰力を小さく設定可能な減衰力可変ショックアブソーバと、車体のバネ上上下速度に関係した車体挙動を検出するバネ上上下速度検出手段と、少なくとも前記バネ上上下速度検出手段で検出されたバネ上上下速度検出値に基づいて車体の姿勢変化を抑制する減衰力を算出して,当該減衰力に対応する前記制御信号を前記減衰力可変ショックアブソーバに出力する制御手段とを備えたサスペンション制御装置において、車両の前後方向速度を検出する車速検出手段を備え、前記制御手段は、前記車速検出手段で検出された車速検出値の増加に伴って,前記減衰力可変ショックアブソーバによる伸側及び圧側の何れかの減衰力が所定減衰力値まで大きくなるように前記制御信号を調整する減衰力調整手段を備えたことを特徴とするサスペンション制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 車両懸架装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-294225   出願人:株式会社ユニシアジェックス

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