特許
J-GLOBAL ID:200903021798629967

インクジェットヘッド及びその駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-152261
公開番号(公開出願番号):特開2000-334942
出願日: 1999年05月31日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】 振動板と対向壁の間に電圧を印加して、クーロン力で振動板を対向壁の側に撓めてインク液滴の吐出を行う形式のインクジェットヘッドにおいて、長時間連続印字あるいは、印字休止後の印字において、インク不吐出や異常吐出による印刷の不具合を生じさせない。【解決手段】 対向電極を第一の対向電極と第二の対向電極に分割し、さらに対向する振動板との隙間を異ならせ、インク液滴吐出後、第二の対向電極と振動板間の補助的な充放電により振動板の一部を対向壁に当接させること、及び、インク液滴の吐出に先だって、同様に振動板の一部を対向壁に部分的に当接させることの実施により、インク液滴吐出後の不要なインク液滴の吐出と、インクノズルにおけるインクの粘度増加を防止し、インク不吐出や異常吐出を無くし、安定的に印字を行う。
請求項(抜粋):
インクを吐出するインクノズルと、このインクノズルに連通していると共にインクを保持しているインク室と、このインク室にインクを供給するインク供給路と、前記インク室を区画形成している周壁に形成され、面外方向に弾性変位可能となっている振動板とを有し、前記インク室の外側において前記振動板に対して隙間を置いて対向板を配置し、該対向板に対向電極を形成し、前記対向電極と前記振動板間の充放電を行うことにより、前記インクノズルからインク液滴を吐出させるインクジェットヘッドにおいて、前記対向電極は第一の対向電極と、第二の対向電極とからなり、第一の対向電極は前記振動板と隙間Aを置いて対向し、第二の対向電極は前記振動板と隙間Bを置いて対向し、さらに、前記隙間Aと前記隙間Bの隙間量は異なる構成とすることを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
Fターム (7件):
2C057AF72 ,  2C057AF81 ,  2C057AG12 ,  2C057AG54 ,  2C057AR06 ,  2C057BA04 ,  2C057BA15
引用特許:
審査官引用 (1件)

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