特許
J-GLOBAL ID:200903021844084938

移動無線通信の電界強度検出手順制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-165867
公開番号(公開出願番号):特開平6-013959
出願日: 1992年06月24日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【目的】 移動無線端末において、基地局の電界強度測定および隣接局電界強度測定の頻度をできる限り抑えて、低消費電力化を図る。それにより、端末の電力使用可能時間を伸ばることができるようにする。【構成】 先ず、電界強度信号を入力し、AD変換器でこの大きさを測定し、十分大きいときには電界強度変化測定および隣接局電界強度測定を省略し、トリガクロック周波数を下げる。一方、電界強度が小さいときには電界強度変化を算出して、移動状態を検出する。その結果、変化量が小さいか、あるいは増加傾向にあるときには、静止中か基地局に接近中であると判定して、隣接局電界強度測定を省略し、トリガクロック周波数を下げる。これらに該当しないときには、さらに隣接局電界強度と電界強度変化を測定し、近付きつつある隣接局に対して位置登録を行う。
請求項(抜粋):
複数の固定基地局、および該固定基地局との間で無線通信を行う移動無線端末よりなる移動無線通信システムにおいて、上記移動無線端末が位置登録済みである固定基地局からの受信信号の電界強度を測定する場合に、測定された電界強度が著しく大きいとき、あるいは電界強度が小さいときでも、該電界強度変化が小さいときには、直ちに基地局圏外に出る可能性は薄いと判定して、電界強度測定の間隔を定めるトリガクロックを減速するとともに、隣接基地局からの電界強度の測定を省略することを特徴とする移動無線通信の電界強度検出手順制御方法。

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