特許
J-GLOBAL ID:200903021873610886

二次元超音波から三次元画像を構成し表示する方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-503302
公開番号(公開出願番号):特表2001-504603
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】人体組織の容積を表す三次元画像データを、運動している標準的な1Dまたは1.5D超音波トランスデューサからの連続した二次元データスライス(301、302、303、304)を処理するためのスペックル相関解除技法を使用して作成する。これにより、付加的なスライス位置ハードウェアを使用することなく、標準的な超音波機械を使用して、装置またはその動作を改変する必要なしに3D画像を作成することが可能となる。同様な技法を画像形成システムにより特殊なデータ処理に使用することができ、また画像取得プロセスを促進するために使用することができる。任意選択で、本方法を使用することによって導かれた複数の3Dデータセットを使用して、2D画像の画像品質を高めることができる。
請求項(抜粋):
人体組織の3D画像を表示する、機械によって実行される方法であって、 (a)各々が前記組織のそれぞれの2Dスライスを表しており、前記組織の超音波走査によって生成された、データスライスと呼ばれる複数のデータセットを受け取るステップと、 (b)(1)データスライス1内の領域1a、1bなどと呼ばれる、一つまたは複数の領域を前記データスライスの一つの内部に定義し、(2)データスライス2内の領域2a、2bなどと呼ばれる一つまたは複数の領域を前記データスライスの他の一つに定義するステップと、 (c)スペックル相関解除測定のプロセスを実行して、領域1aと2aとの間、領域1bと2bとの間などの相関のそれぞれの量を決定するステップと、 (d)前記の相関のそれぞれの量を利用して、データスライス1とデータスライス2との間の相対位置差を表す相対位置差ベクトルを計算するステップと、 (e)前記メモリに、(1)前記データスライス1の少なくとも一部の表示、(2)前記データスライス2の少なくとも一部の表示、および(3)前記相対位置差ベクトルを書き込むステップと、 (f)前記相対位置差ベクトルから、物体の3D画像内の前記データスライス1およびデータスライス2の相対位置を計算するステップと、 (g)前記3D画像を表示装置に表示するステップとを備えている方法。
IPC (2件):
G06T 1/00 ,  A61B 8/00
FI (2件):
G06F 15/62 390 D ,  A61B 8/00
引用特許:
審査官引用 (17件)
  • 特開平3-044773
  • 特開平3-044773
  • 光計測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-033018   出願人:株式会社日立製作所
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