特許
J-GLOBAL ID:200903021897565016

ループアンテナ及びこれを用いた電磁波発生源位置標定システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-001784
公開番号(公開出願番号):特開平11-194172
出願日: 1998年01月07日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 落雷や地震等の広い周波数帯域に渡る電磁波発生源の方向を精度良く検出する。【解決手段】 落雷等のような磁界信号強度が大きく、周波数の高い電磁波RW1が水平方向から到来すると、直交する第1及び第2のアンテナ10,20の第1、第4の端子1,4と中間端子である第2、第5の端子2,5から、出力電圧が発生する。この出力電圧から、電磁波RW1の到来方位を測定できる。地震等のような磁界信号強度が小さく、周波数の低い電磁波RW2が水平方向から到来すると、直交する第1及び第2のアンテナ10,20の第1、第4の端子1,4と第3、第6の端子3,6から出力電圧が発生する。この出力電圧から、電磁波RW2の到来方位を測定できる。
請求項(抜粋):
ループ状の第1のアンテナとこれに直交するループ状の第2のアンテナとが、大地に対して垂直方向に設置されたループアンテナにおいて、前記第1のアンテナは、一端が第1の端子に、他端が第2の端子にそれぞれ接続されて大地に対して垂直方向に巻回され、第1の磁界信号強度を有する第1の周波数帯域の第1の電磁波が水平方向から到来すると、該第1の電磁波によって発生する第1の誘起電圧が該第1及び第2の端子から出力される第1のアンテナ導体と、一端が前記第2の端子に、他端が第3の端子にそれぞれ接続されて前記第1のアンテナ導体に沿って巻回され、前記第1の電磁波と異なる第2の磁界信号強度を有する第2の周波数帯域の第2の電磁波が水平方向から到来すると、該第2の電磁波によって発生する第2の誘起電圧が前記第1の端子及び該第3の端子から出力される第2のアンテナ導体とで構成し、前記第2のアンテナは、一端が第4の端子に、他端が第5の端子にそれぞれ接続されて大地に対して垂直方向に巻回され、前記第1の電磁波が水平方向から到来すると、該第1の電磁波によって発生する第3の誘起電圧が該第4及び第5の端子から出力される第3のアンテナ導体と、一端が前記第5の端子に、他端が第6の端子にそれぞれ接続されて前記第3のアンテナ導体に沿って巻回され、前記第2の電磁波が水平方向から到来すると、該第2の電磁波によって発生する第4の誘起電圧が前記第4の端子及び該第6の端子から出力される第4のアンテナ導体とで構成したことを特徴とするループアンテナ。
IPC (8件):
G01V 3/12 ,  G01S 3/04 ,  G01S 3/14 ,  G01S 5/04 ,  G01V 1/00 ,  G01W 1/16 ,  H01Q 7/00 ,  H01Q 21/24
FI (8件):
G01V 3/12 Z ,  G01S 3/04 B ,  G01S 3/14 ,  G01S 5/04 ,  G01V 1/00 E ,  G01W 1/16 E ,  H01Q 7/00 ,  H01Q 21/24
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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