特許
J-GLOBAL ID:200903021937088801

音声データ生成装置および音声合成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-199600
公開番号(公開出願番号):特開平5-046198
出願日: 1991年08月08日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】 演奏されたキーの階名などを示す音声を発音する場合、波形データの記憶容量を極力減らし、子音波形と母音波形が接続された時点または母音区間が持続して発音される期間でノイズの発生を抑制することを目的とする。【構成】 音声データ生成時には、まず、エンベロープ付加部106が、子音部切り出し部105で切り出された子音波形にリリースエンベロープを付加して子音波形データを得る。一方、FFT演算部109及び倍音成分抽出部110は、母音部切り出し部108で切り出された母音波形から、ピッチ周波数と各倍音周波数の振幅強度を抽出し、これに基づき母音データ合成部111は、上記各周波数に対応する複数の正弦波形を1ピッチ周期分ずつ生成しそれらを加算合成することにより、1ピッチ周期分の母音波形データを得る。音声合成時には、例えば押鍵された鍵に対応する音声の子音波形データが順次発音されるのにつづき、1ピッチ周期分の母音波形データがアタックエンベロープが付加された上で繰り返し発音される。
請求項(抜粋):
入力音声波形データから子音波形データを切り出す子音部切り出し手段と、該子音部切り出し手段で切り出された子音波形データにリリースエンベロープを付加し、該リリースエンベロープが付加された子音波形データを前記音声データの子音部として出力するエンベロープ付加手段と、前記入力音声波形データから母音波形データを切り出す母音部切り出し手段と、該母音切り出し手段で切り出された母音波形データから、該母音波形データのピッチ周波数及びその各倍音周波数の各成分の振幅強度を抽出する周波数振幅強度抽出手段と、前記ピッチ周波数及び各倍音周波数をそれぞれ有し、該各周波数に対応して前記周波数振幅強度抽出手段により抽出された前記各振幅強度を有する複数の正弦波形をそれぞれ1ピッチ周期分ずつ生成し、該生成された各正弦波形を位相を合せて加算合成し、その結果得られる1ピッチ周期分の母音波形データを前記音声データの母音部として出力する母音データ合成手段と、を有することを特徴とする音声データ生成装置。
引用特許:
審査官引用 (28件)
  • 特公昭59-052436
  • 特公昭59-052436
  • 特公昭58-053351
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