特許
J-GLOBAL ID:200903021972838465

車両用アンチスキッドブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-266862
公開番号(公開出願番号):特開平9-109859
出願日: 1995年10月16日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 走行路面の状態が高μ路あるいは低μ路であってもそのいずれにも適切に対応した減圧特性を選択できるようにし、したがって、高μ路については作動油油圧の低下し過ぎを防止でき、また、低μ路については作動油油圧の低下レスポンスを向上させることができる車両用アンチスキッドブレーキ装置を提供する。【解決手段】 センサ7で検出された車輪の回転速度の変化に基づき、車両の走行路面の状態が高μ路かあるいは低μ路であるかを判別する路面状態判別部30aと、前記方向制御弁3から減圧シリンダ(リザーバタンク)4への作動油経路としての減圧ポート31に設けた、該減圧ポート31の絞りの度合いを可変にする可変絞り手段32と、記路面状態判別部30aの出力に基づき、前記可変絞り手段32を制御して走行路面の状態に応じて前記減圧ポート31の絞り度合いを高μ路では強くなるように、また、低μ路では弱くなるように変化させる絞り度合い制御部30bとを備える。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作力を受けて作動液の液圧を発生して制動機構を作動させることにより、車輪の回転を制動させるマスターシリンダと、前記車輪の回転速度を検出する車輪速度センサと、検出された回転速度に基づき、車輪がロックする前兆を捕らえ、その際に方向制御弁を作動させて前記制動機構の液圧をリザーバタンクに逃がす制御手段と、該制御手段の制御により前記リザーバタンクに蓄積された作動液をマスターシリンダに戻すポンプユニットとを有する車両用アンチスキッドブレーキ装置において、前記検出された車輪の回転速度の変化に基づき、車両の走行路面の状態が高μ路であるかあるいは低μ路であるかを判別する路面状態判別手段と、前記方向制御弁からリザーバタンクへの作動液経路に設けられた、該経路の絞りの度合いを可変にする可変絞り手段と、前記路面状態判別手段の出力に基づき、前記可変絞り手段を制御して路面状態に応じて前記経路の絞り度合いを高μ路では強くなるように、また、低μ路では弱くなるように変化させる絞り度合い制御手段と、を備えたことを特徴とする車両用アンチスキッドブレーキ装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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