特許
J-GLOBAL ID:200903022000108790

予混合燃料インジェクタ-およびそのセンタボディ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-160347
公開番号(公開出願番号):特開2000-028141
出願日: 1999年06月08日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 予混合燃料インジェクターにおいて、熱膨張による異なる寸法の変化を許容する。【解決手段】 インサート40はセンタボディ32のシェル38に堅固に固定されており、燃料供給チューブ42がシェル38に堅固にろう接合されている。異なる寸法の変化を許容するためにチューブ42は、スパイラル状に曲げられている。シェル38とインサート40間で滑りがないことで、摩耗によるリークが起こらず、二次空気が正確に供給される。チューブ42に対してシェル38が膨張したときに、インサート40がシェル38内部に後退することがないため、シェル38内部への火炎の流入が防げる。チューブ42の湾曲は、その固有振動数がエンジンの運転中に受ける振動数よりも著しく大きくなるように設定されている。
請求項(抜粋):
タービンエンジン用の予混合燃料インジェクターであって、前記予混合燃料インジェクターは、スクロールアッセンブリと、前記スクロールアッセンブリから半径方向に離して配置され、かつ前記スクロールアッセンブリと協働して一次燃料を一次空気流と混合させる混合室を画定するセンタボディと、を備えており、前記センタボディは、燃料流出口を有する基部と、前記基部から軸方向に延び、かつ前記混合室の半径方向内側の境界と二次燃料供給管路の半径方向外側の境界を画定するシェルと、燃料流入口を有し、前記基部から軸方向に離れて配置されるとともに前記シェルにより囲まれ、かつ該シェルに堅固に固定されたインサートと、前記二次燃料供給管路内に延び、かつ取入れ口先端と排出口先端とを有する燃料供給チューブと、を備え、前記取入れ口先端は、前記燃料流出口と前記燃料供給チューブとの間で流体を連通させるために第1の接合により前記基部に堅固に固定されており、前記排出口先端は、前記燃料供給チューブと前記燃料流入口との間で流体を連通させるために第2の接合によりインサートに堅固に固定されており、前記燃料供給チューブは、シェルと該燃料供給チューブとの異なる寸法の変化を許容するために少なくとも2次元で曲げられていることを特徴とする予混合燃料インジェクター。
IPC (2件):
F23R 3/30 ,  F23R 3/28
FI (2件):
F23R 3/30 ,  F23R 3/28 B
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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