特許
J-GLOBAL ID:200903022000323933

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-076760
公開番号(公開出願番号):特開平11-270318
出願日: 1998年03月25日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 各羽根部間の重量バランスを調整可能としつつ、該調整精度の向上と、調整作業能率の向上を図る。【解決手段】 タイミングスプロケット1と相対回転可能なベーン3を、進角側油圧室32と遅角側油圧室33への相対的な油圧の給排により、正逆回転させてタイミングスプロケットとカムシャフト2との相対回転位相を変換させて、吸気弁の開閉時期を可変にする。前記ベーンの第1の羽根部28aに内部軸方向に沿って摺動用孔35を形成し、この摺動用孔35内にロックを摺動自在に設けられたロックピン34によって両者1,3の相対回転をロックあるいはロックを解除するようになっている。また、前記第1の羽根部28aの対称位置に設けられた第2の羽根部28bにベーン全体の重量バランス調整用の円柱状の調整用穴49を形成した。
請求項(抜粋):
機関のクランクシャフトによって回転駆動する回転体と、該回転体と相対回動可能なカムシャフトと、該カムシャフトの端部に固定されて、回転体のハウジング内を摺動回転するベーンと、ハウジングの内周面に内方へ突設された複数の隔壁部と、該隔壁部と前記ベーンの複数の羽根部の各両側面との間に画成された遅角側油圧室及び進角側油圧室と、該両油圧室に相対的に油圧を給排して前記ベーンを正逆回転させる油圧回路と、前記一つの羽根部内に摺動自在に設けられたロックピンにより、前記油圧回路から供給された油圧とばね部材のばね力との相対圧で回転体とベーンとの相対回転をロックあるいはロックを解除するロック機構とを備えたバルブタイミング制御装置において、前記ロックピンの摺動用孔が形成された一つの羽根部とほぼ対称位置にある他の羽根部に、重量バランス調整用の切欠溝を形成したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
FI (2件):
F01L 1/34 E ,  F01L 1/34 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 可変動弁機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-045523   出願人:三菱自動車工業株式会社

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