特許
J-GLOBAL ID:200903022027449866

負圧倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-396470
公開番号(公開出願番号):特開2003-191834
出願日: 2001年12月27日
公開日(公表日): 2003年07月09日
要約:
【要約】【課題】低入力域での「ブレーキ制御性」の向上と高入力域での「剛性感」の向上とを両立させることのできる負圧倍力装置を提供する。【解決手段】バルブボディ4の凹所に可動弁座28が気密に摺動可能に配設される。この可動弁座28と弁体12とにより真空弁15が構成され、また、可動弁座28と、この可動弁座28とバルブボディ4に縮設された制御スプリング29とによりバルブ比変更手段が構成される。このバルブ比変更手段はバルブ機構に(真空弁15)に設けられる。そして、作動時弁体12が可動弁座28に当接するが、低入力域では可動弁座28は移動しなく、通常時の比較的サーボ比となる、また、高入力域になると、制御スプリング29が縮小して可動弁座28が移動し、小さなサーボ比に変更される。これにより、低入力域でのブレーキ制御性と高入力域での剛性感との両立が可能となる。
請求項(抜粋):
シェルによって形成される空間内に対して進退自在に配設され、前記シェルを気密にかつ摺動自在に貫通するバルブボディと、このバルブボディに連結されるとともに前記空間内を負圧が導入される定圧室とブレーキ作動時に大気が導入される変圧室とに区画するパワーピストンと、前記バルブボディに摺動自在に配設された弁プランジャと、この弁プランジャに連結され前記バルブボディ内に進退自在に配設された入力軸と、前記バルブボディ内に配設され、前記弁プランジャの前進または後退により制御されて前記定圧室と前記変圧室との間を遮断または連通する真空弁、および前記バルブボディ内に配設され、前記弁プランジャの前進または後退により制御されて前記変圧室と大気との間を連通または遮断する大気弁とからなるバルブ機構とを少なくとも備えている負圧倍力装置において、前記入力軸に入力が加えられてときから中間負荷領域の間で、サーボ比を変更するサーボ比変更手段を前記バルブ機構に設けていることを特徴とする負圧倍力装置。
Fターム (9件):
3D048BB25 ,  3D048BB38 ,  3D048BB39 ,  3D048CC26 ,  3D048EE09 ,  3D048EE10 ,  3D048EE15 ,  3D048EE17 ,  3D048EE25
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 気圧式倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-096478   出願人:トキコ株式会社
  • 特開昭61-196855
  • 負圧ブースタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-238883   出願人:日信工業株式会社, 本田技研工業株式会社

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