特許
J-GLOBAL ID:200903022047677865
燃料電池面内状態推定システム及び燃料電池面内状態推定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
高橋 英樹
, 高田 守
, 大西 秀和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-138333
公開番号(公開出願番号):特開2008-293805
出願日: 2007年05月24日
公開日(公表日): 2008年12月04日
要約:
【課題】この発明は、燃料電池の燃料電池面内状態推定システムに関し、面内の発電量分布を簡易かつ正確に予測することを目的とする。【解決手段】膜電極接合体の発電環境と、電流密度I及び水移動量H2O_mとの関係を定めたマップを記憶する。カソード入口並びにアノード入口の発電環境を特定する。膜電極接合体を、仮想的に、反応ガスの流れに沿って並んだ複数の小領域に区分する。前段から伝えられる発電環境122、128に基づき、上記マップを参照して、n-1領域の電流密度132及び水移動量136を算出する。電流密度132から反応ガス消費量138,146を求める。反応ガス消費量138,146及び水移動量136を反映させることにより(140,144,148,150)、n領域に伝わる発電環境を算出する。全ての小領域につき、発電環境と発電状態の予測を順次実行する。【選択図】図7
請求項(抜粋):
アノード及びカソードのそれぞれに反応ガスの供給を受けることにより発電を行う燃料電池の膜電極接合体と、
前記膜電極接合体の発電量と発電環境との関係を定めた発電特性を記憶する発電特性記憶手段と、
前記膜電極接合体の反応ガス消費量及び水生成量と前記発電量との関係を定めた消費生成特性を記憶した消費生成特性記憶手段と、
前記反応ガスの入口における発電環境を決定する入口環境決定手段と、
前記膜電極接合体を、仮想的に、前記反応ガスの流れに沿って並んだ複数の小領域に区分する小領域定義手段と、
前記複数の小領域のそれぞれにおける発電量を、反応ガスの流れの上流側に位置する小領域で生成された発電環境に基づいて、前記発電特性に従って算出する発電量算出手段と、
前記複数の小領域のそれぞれにおける反応ガス消費量及び水生成量を、当該小領域で生成された発電量に基づいて、前記消費生成特性に従って算出する消費生成量算出手段と、
前記複数の小領域のそれぞれが生成する発電環境を、反応ガスの流れの上流側に位置する小領域で生成された発電環境に、当該小領域における反応ガス消費量及び水生成量を反映させることにより算出する発電環境更新手段と、
を備えることを特徴とする燃料電池面内状態推定システム。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
5H027AA06
, 5H027KK31
, 5H027KK52
, 5H027KK54
, 5H027MM01
引用特許:
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