特許
J-GLOBAL ID:200903022057049340

音源分離装置,音源分離プログラム及び音源分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-216391
公開番号(公開出願番号):特開2007-033825
出願日: 2005年07月26日
公開日(公表日): 2007年02月08日
要約:
【課題】 リアルタイム処理を可能としつつ,音源分離性能を極力高められること。 【解決手段】 複数の混合音声信号Xi(t)からICA-BSS方式の音源分離処理により音源信号Si(t)を分離した第1分離信号y1i(t)を分離生成する第1の音源分離ユニット10と,そのようなICA-BSS音源分離処理以外の方式のリアルタイムの音源分離処理により第2分離信号y2i(t)を分離生成する第2の音源分離ユニット20と,第1分離信号y1i(t)を出力信号yi(t)とするか,第2分離信号y2i(t)を出力信号yi(t)とするかを切り替えるマルチプレクサ30とを具備する。第1の音源分離ユニット10の処理は,マルチプレクサ30の選択状況によらず継続実行され,第1分離信号y1i(t)が出力されているときは,第1の音源ユニット10における分離行列Wの逐次計算回数を,リアルタイム処理が可能な回数に制限する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定の音響空間に複数の音源と複数の音声入力手段とが存在する状態で該音声入力手段各々を通じて逐次入力される前記音源各々からの音源信号が重畳された複数の混合音声信号から前記音源信号を分離した分離信号を逐次生成して出力信号とする音源分離装置であって, 所定時間長分の複数の前記混合音声信号を用いた独立成分分析法に基づくブラインド音源分離方式における分離行列の学習計算を行うことにより前記分離行列を順次算出する分離行列算出手段と, 前記分離行列算出手段により算出された前記分離行列を用いた行列演算により複数の前記混合音声信号から前記音源信号に対応する前記分離信号を逐次生成する第1の音源分離手段と, 独立成分分析法に基づくブラインド音源分離方式以外のリアルタイムの音源分離処理により複数の前記混合音声信号から前記音源信号に対応する前記分離信号を逐次生成する第2の音源分離手段と, 前記第1の音源分離手段により生成される前記分離信号を前記出力信号とするか,前記第2の音源分離手段により生成される前記分離信号を前記出力信号とするかを切り替える出力切替手段と, を具備してなることを特徴とする音源分離装置。
IPC (2件):
G10L 21/02 ,  H04R 3/00
FI (2件):
G10L21/02 201C ,  H04R3/00 320
Fターム (1件):
5D020BB04
引用特許:
出願人引用 (1件)
引用文献:
前のページに戻る