特許
J-GLOBAL ID:200903022060753597

薄肉厚の板部材と薄肉管部材との水密接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久木元 彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-323075
公開番号(公開出願番号):特開2001-105059
出願日: 1999年10月08日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】 特許第2913384号の薄肉厚の板部材と薄肉管部材の接合方法の適用において、両部材の接合部を水密に、すなわち、水もれのないように形成する方法を提供する。【解決手段】 本発明においては、薄肉管部材12の下方端部分に箔状ろう材14を巻き付けて仮固定し、次いで加圧材を用いて薄肉管部材12の下方端部分を塑性変形させそれをバーリング部13に接合させ、薄肉管部材12のバーリング部の上方に膨出部12aを形成させ、さらにバーリング部13を加熱し箔状ろう材を溶かし薄肉管部材12とバーリング部13との隙間を埋めることにより水密性ももった接合を完成する。
請求項(抜粋):
薄肉厚の板部材(11)に薄肉管部材(12)を接合するにおいて、薄肉厚の板部材(11)に形成したバーリング部(13)に薄肉管部材(12)の下方端部分を挿入し、薄肉管部材(12)の内側から外側へ圧力を加えバーリング部(13)に接合させるとともにバーリング部(13)の上方の位置に薄肉管部材(12)に膨出部(12a)を形成して薄肉厚の板部材(11)と薄肉管部材(12)とを溶接によらず接合する方法の実施において、薄肉管部材(12)の接合部分に箔状ろう材(14)を巻き付け、仮固定し、しかる後に薄肉管部材(12)をバーリング部(13)内に挿入し両者を加圧接合し、次いでバーリング部(13)を加熱し箔状ろう材(14)を溶かしそれでもってバーリング部(13)と薄肉管部材(12)との間の隙間を埋め当該接合部を水密にすることを特徴とする薄肉厚の板部材(11)と薄肉管部材(12)との接合方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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