特許
J-GLOBAL ID:200903022076836042

高磁束密度方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中濱 泰光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-098471
公開番号(公開出願番号):特開2006-274405
出願日: 2005年03月30日
公開日(公表日): 2006年10月12日
要約:
【課題】Crを含有する方向性電磁鋼板の製造において問題となる、最終仕上焼鈍後コイル端部での密着を防止する。【解決手段】質量%で、Si:2.5〜4.5%、Cr:0.01〜0.50%及びインヒビター形成元素を含有する冷間圧延板コイルを、該コイルの軸を直立させた向きに載置して、1100°C以上かつ3時間以上の純化処理を含む最終仕上焼鈍を施すに際し、該最終仕上焼鈍の900°C以上の温度域における雰囲気の露点を20°C以下、かつ900°C以上の温度域における昇温速度を15°C/h以下とし、さらに前記最終仕上焼鈍後のコイルにおける、長手方向の少なくとも1箇所において、板幅方向端部より1mm以上の二次再結晶していない領域を存在せしめる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
質量%で、Si:2.5〜4.5%、Cr:0.01〜0.50%およびインヒビター形成元素を含有する鋼スラブを加熱した後、熱間圧延し、ついで焼鈍処理を伴う少なくとも1回の冷間圧延で最終板厚にした後、脱炭焼鈍を施し、ついで焼鈍分離剤を鋼板表面に塗布してからコイルに巻き取り、該コイルの軸を直立させた状態にて最終仕上焼鈍を施す一連の工程からなり、前記最終仕上焼鈍が1100°C以上かつ3時間以上の純化処理を含む、方向性電磁鋼板の製造方法において、 前記最終仕上焼鈍の900°C以上の温度域における雰囲気の露点を20°C以下、かつ900°C以上の温度域における昇温速度を15°C/h以下とし、さらに前記最終仕上焼鈍後のコイルにおける、長手方向の少なくとも1箇所において、板幅方向端部より1mm以上の二次再結晶していない領域を存在せしめる、高磁束密度方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 9/46 ,  B21B 3/02 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/18 ,  C22C 38/60
FI (5件):
C21D9/46 501A ,  B21B3/02 ,  C22C38/00 303U ,  C22C38/18 ,  C22C38/60
Fターム (35件):
4K033AA02 ,  4K033BA01 ,  4K033BA02 ,  4K033CA01 ,  4K033CA02 ,  4K033CA03 ,  4K033CA04 ,  4K033CA06 ,  4K033CA07 ,  4K033CA08 ,  4K033CA09 ,  4K033EA02 ,  4K033FA01 ,  4K033FA13 ,  4K033FA14 ,  4K033HA01 ,  4K033HA02 ,  4K033HA04 ,  4K033HA06 ,  4K033JA03 ,  4K033JA04 ,  4K033JA08 ,  4K033LA01 ,  4K033LA04 ,  4K033MA01 ,  4K033MA02 ,  4K033MA03 ,  4K033MA04 ,  4K033NA01 ,  4K033NA02 ,  4K033NA03 ,  4K033RA04 ,  4K033SA02 ,  4K033SA03 ,  4K033TA02
引用特許:
出願人引用 (8件)
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