特許
J-GLOBAL ID:200903022090836802

二輪車用空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-294496
公開番号(公開出願番号):特開2009-119967
出願日: 2007年11月13日
公開日(公表日): 2009年06月04日
要約:
【課題】二輪車用空気入りタイヤにおいて、大キャンバー領域でのグリップの向上と耐摩耗性の向上を両立する。【解決手段】トレッド部24のタイヤ赤道面CLからトレッド端24Eまでのトレッド表面距離をL、交錯ベルト層18の外周側に配置したスパイラルベルト層20のタイヤ赤道面CLからベルト端までの長さをB3としたときに、0.5L≦B3≦0.8Lを満足する。スパイラルベルト層20により高速直進時に高い安定性が得られる。高速コーナリング時においては、拘束力の強いスパイラルベルト層20が配置されていない部分が接地するため、スパイラルベルト層20の配置されている部位に比較し接地面積(接地長)を大きくとることができ、高速コーナリング時に高いグリップが得られる。さらに、高速コーナリング時において接地するトレッド部24のトレッド端付近での接地面積が大きくなるため、単位面積当たりの接地圧が低下し、耐摩耗性が向上する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
左右1対のビードコアにトロイド状に跨る少なくとも1枚のプライからなるカーカスと、 前記カーカスのタイヤ径方向外側に配置され、タイヤ周方向に対して傾斜する複数本のコードを含むベルトプライの2枚以上からなり、互いに隣接する前記ベルトプライの前記コードがタイヤ周方向に対して互いに反対方向に傾斜した交錯ベルト層と、 前記交錯ベルト層のタイヤ径方向外側に配置され螺旋状に巻回されるコードを含むスパイラルベルト層と、 前記スパイラルベルト層のタイヤ径方向外側に配置され、トレッド部を構成するトレッドゴム層と、を備え、 前記トレッドゴム層は、少なくともタイヤ赤道面側においては、タイヤ径方向外側に配置されて路面と接するキャップゴム層と前記キャップゴム層のタイヤ径方向内側に配置され前記キャップゴム層よりも損失正接tanδが小さいベースゴム層の2層構造とされ、 前記トレッド部のタイヤ赤道面からトレッド端までのトレッド表面距離をL、タイヤ径方向最内側の第1ベルトプライのタイヤ赤道面からプライ端までの長さをB1、前記第1ベルトプライのタイヤ径方向外側に隣接する第2ベルトプライのタイヤ赤道面からプライ端までの長さをB2、前記スパイラルベルト層のタイヤ赤道面からベルト端までの長さをB3、としたときに、少なくともタイヤ赤道面の片側において、0.7L≦B1≦1.2L、0.7L≦B2≦1.2L、及び0.5L≦B3≦0.8Lを満足する、ことを特徴とする二輪車用空気入りタイヤ。
IPC (3件):
B60C 9/18 ,  B60C 11/00 ,  B60C 9/22
FI (5件):
B60C9/18 J ,  B60C11/00 B ,  B60C11/00 D ,  B60C9/22 C ,  B60C9/22 B
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平05-504314号公報
  • 二輪車用タイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-203582   出願人:ピレリ・コオルディナメント・プネウマティチ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ

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