特許
J-GLOBAL ID:200903022115213287
DNAメチル化率の測定方法
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
森田 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-136345
公開番号(公開出願番号):特開2005-168486
出願日: 2004年04月30日
公開日(公表日): 2005年06月30日
要約:
【課題】 メチル化部位を予め解析することなく、任意の領域を標的配列とすることができ、しかも、簡便且つ正確にDNAのシトシンのメチル化率を測定することのできる、DNAメチル化率の測定方法を提供する。また、細胞の状態の評価方法を提供する。【解決手段】 前記測定方法は、(1)測定対象塩基配列を含むDNAを、シトシンを別の塩基に変換可能なシトシン修飾剤で処理する工程、(2)得られたDNAの、前記測定対象塩基配列に由来する変換後塩基配列を含む鎖を鋳型とし、標識化dCTPの存在下で、DNA増幅操作を実施する工程、(3)増幅したDNAから、前記変換後塩基配列に対応する増幅後塩基配列を含むDNA鎖を分離する工程、及び(4)分離したDNA鎖中の標識化シトシンの量を測定する工程を含む。前記評価方法では、細胞の染色体標本と抗メチル化シトシン抗体との接触を、2価結合条件下において実施する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
(1)測定対象塩基配列を含む一本鎖又は二本鎖DNAを、シトシンを別の塩基に変換可能なシトシン修飾剤で処理する工程、
(2)得られた二本鎖DNAのいずれか一方のDNA鎖、又は得られた一本鎖DNAを鋳型とし、標識化デオキシシチジン5’-三リン酸又は標識化デオキシグアノシン5’-三リン酸の存在下で、DNA増幅操作を実施する工程、及び
(3)増幅した二本鎖DNAのいずれか一方のDNA鎖、又は増幅した二本鎖DNA中の標識化シトシン又は標識化グアニンの量を測定する工程
を含むことを特徴とする、測定対象塩基配列におけるシトシンのメチル化率を測定する方法。
IPC (4件):
C12N15/09
, C12N1/00
, C12Q1/68
, G01N33/53
FI (6件):
C12N15/00 A
, C12N1/00 L
, C12Q1/68 Z
, G01N33/53 N
, G01N33/53 Y
, G01N33/53 M
Fターム (19件):
4B024AA11
, 4B024BA80
, 4B024CA01
, 4B024FA02
, 4B024HA11
, 4B063QA13
, 4B063QA19
, 4B063QQ28
, 4B063QQ42
, 4B063QQ62
, 4B063QR08
, 4B063QR32
, 4B063QR42
, 4B063QR62
, 4B063QS16
, 4B063QS25
, 4B063QX02
, 4B065AA93X
, 4B065CA46
引用文献:
審査官引用 (15件)
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Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 1996, Vol.93, pp.9821-9826
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-
Nucleic Acids Research, 1994, Vol.22, No.15, pp.2990-2997
-
Nuc. Acids Res., 1997, Vol.25, No.12, pp.2532-2534
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Cancer Research, 1999, Vol.59, pp.3899-3903
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Nuc. Acids Res., 2000, Vol.28, No.8, pp.e32 i-viii
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FEBS Letters, 2001, Vol.490, pp.75-78
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Nuc. Acids Res., 2002, Vol.30, No.6, pp.e25 1-4
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Biochem. Biophys. Res. Commun., 1999, Vol.262, pp.671-676
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Genome Research, 2002, Vol.12, pp.153-157
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Bioessays, 1994, Vol.16, No.6, pp.431-436
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Methods, 2002, Vol.27, pp.114-120
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DNA Sequence, 1994, Vol.5, No.1, pp.1-8
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BioTechniques, 1996, Vol.21, No.1, pp.126-133
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Methods, 2002, Vol.27, pp.121-127
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