特許
J-GLOBAL ID:200903022137400927

電気音響変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-529240
公開番号(公開出願番号):特表2000-509935
出願日: 1998年02月05日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】ダイアフラムと背部ボリューム(HV)の区域で前記ダイアフラムに接続されたボイスコイルと磁石系と共働し、背部ボリューム(HV)を封止するほぼ環状の封止部材(30)を具える電気音響変換器(1)において、封止部材(30)は環状体(38)と、前記環状体(38)からその全周に沿って斜めに突出するリング状突部(39)と、封止部材(30)の少なくとも1つの経路とを具え、該経路は背部ボリューム(HV)と変換器(1)を環状体(38)の環状接点面(32)で終了する音響自由空間との間に音響摩擦を得るようにし、この接点面を変換器軸(2)に垂直に延在させる。
請求項(抜粋):
変換器軸に対してほぼ中心対称的に配設され、変換器軸の方向に振動し得る ダイアフラムと;前記変換器の背部ボリュームの区域で前記ダイアフラムに接 続されたボイスコイルと;前記変換器軸に対してほぼ中心対称的に配設された 磁石系とを具え;該磁石系は変換器のハウジング内に収容され、且つ磁石、こ の磁石に隣接されたカバーディスクおよびほぼポット状のヨークを具え、この ポット状ヨークはこれも前記磁石に隣接するコアディスクおよび前記変換器軸 に平行な方向に前記コアディスクから突出するとともに前記カバーディスクと の間に前記ボイスコイルが配列される環状空隙が形成される中空円筒形ヨーク 部分を具え;他に前記背部ボリュームに近接して適合され、前記変換器軸と同 心をなす円に平行に延在し変換器の前記背部ボリュームをも囲む一部の接点部 分と対向する接点面を有するほぼ環状の閉成部材を具え、該閉成部材はそお接 点面で終了し、前記背部ボリュームとこれを囲む音響自由空間との間に音響摩 擦を達成する少なくとも1つの経路を有する電気音響変換器において、前記磁 石系はほぼ中空円筒形とするとともに環状磁石、環状カバーディスクおよび中 空円筒形ヨークを具え、該中空円筒形ヨークはこれから内径の区域に突出する 環状コアディスクを有し;前記閉成部材は前記変換器軸に垂直に延在する環状 接点面を有し、これにより前記環状接点面が前記変換器の前記背部ボリューム をも囲む一部の接点部分と対向し、この接点部分も前記変換器軸に垂直に延在 する環状体と;他に全周に沿って前記環状体から斜めに突出するとともにバネ 機能に抗して移動自在のリング状突部とを具え、このリング状突部によって衝 合面での音響的封止を達成し、且つ、前記少なくとも1つの音響経路を前記環 状体の前記変換器軸に垂直に延在する環状接点面で終端させるようにしたこと を特徴とする電気音響変換器。
IPC (2件):
H04R 9/02 102 ,  H04R 1/02 102
FI (2件):
H04R 9/02 102 A ,  H04R 1/02 102 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 情報処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-151603   出願人:松下電器産業株式会社

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