特許
J-GLOBAL ID:200903022183208631

プロピレン系重合体組成物、該組成物からなる成形体、プロピレン系重合体組成物からなるペレット、該ペレットからなる熱可塑性重合体用改質剤、熱可塑性樹脂組成物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 鈴木 俊一郎 ,  牧村 浩次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-155044
公開番号(公開出願番号):特開2007-321100
出願日: 2006年06月02日
公開日(公表日): 2007年12月13日
要約:
【課題】成形性、耐熱性、柔軟性、透明性、耐傷付き性に優れた組成物、該組成物からなる成形体を提供すること。【解決手段】(A)シンジオタクティックペンタッド分率が85%以上、融点が145°C以上であり、プロピレンから導かれる構成単位を90モル%を超える量で含有するシンジオタクティックプロピレン重合体 10〜95重量部と、(B)特定の条件を満たし、MFRが0.01〜100g/10分であり、プロピレンから導かれる構成単位を55〜90モル%の量で含有し、炭素原子数2〜20のα-オレフィン(プロピレンを除く)から選ばれる少なくとも1種のオレフィンから導かれる構成単位を10〜45モル%の量で含有するプロピレン・α-オレフィン共重合体 90〜5重量部(ただし、(A)と(B)との合計を100重量部とする)とを含んでなるプロピレン系重合体組成物。【選択図】なし
請求項(抜粋):
シンジオタクティックプロピレン重合体(A) 10〜95重量部と、 プロピレン・α-オレフィン共重合体(B) 90〜5重量部(ただし、(A)と(B )との合計を100重量部とする)と を含んでなり、該重合体(A)が下記要件(a)を、該共重合体(B)が下記要件(b)をそれぞれ充足するプロピレン系重合体組成物(X); (a):13C-NMRにより測定されるシンジオタクティックペンタッド分率(rrrr分率 )が85%以上でありかつDSCより求められる融点(Tm)が145°C以上であり、プロピレンから導かれる構成単位を90モル%(ただし、該重合体(A)中の構成単位の全量を100モル%とする。)を超える量で含有する、 (b):プロピレンから導かれる構成単位を55〜90モル%(ただし、該共重合体(B)中の構成単位の全量を100モル%とする。)の量で含有し、炭素原子数2〜20のα-オレフィン(プロピレンを除く)から選ばれる少なくとも1種のオレフィンから導かれ る構成単位を10〜45モル%(ただし、プロピレンから導かれる構成単位と炭素数2〜20のα-オレフィン(ただしプロピレンを除く)から導かれる構成単位との合計を100モル%とする)の量で含有し、JIS K-6721に準拠して230°C、2.16k g荷重にて測定したMFRが0.01〜100g/10分の範囲にあり、かつ下記要件(b-1)または(b-2)のいずれか一つ以上を満たす; (b-1):13C-NMR法により測定したシンジオタクティックトライアッド分率(rr 分率)が60%以上である、 (b-2):135°Cデカリン中で測定した極限粘度[η](dL/g)と前記MFR(g/10分、230°C、2.16kg荷重)とが下記の関係式を満たす。 1.50×MFR(-0.20)≦[η]≦2.65×MFR(-0.20)
IPC (1件):
C08L 23/10
FI (1件):
C08L23/10
Fターム (10件):
4J002BB12W ,  4J002BB12X ,  4J002BB14W ,  4J002BB14X ,  4J002BB15W ,  4J002BB15X ,  4J002GF00 ,  4J002GG01 ,  4J002GG02 ,  4J002GH00
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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引用文献:
出願人引用 (1件)
  • ポリプロピレンハンドブック, 20010720, 初版, 480-483頁
審査官引用 (2件)
  • ポリプロピレンハンドブック, 20010720, 初版, 480-483頁
  • ポリプロピレンハンドブック, 20010720, 初版, 480-483頁

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