特許
J-GLOBAL ID:200903022294129382
輸送車の最適搬送計画立案方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
矢葺 知之
, 津波古 繁夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-380351
公開番号(公開出願番号):特開2004-210445
出願日: 2002年12月27日
公開日(公表日): 2004年07月29日
要約:
【課題】複数の作業と図3のような複数の輸送車とを割付ける際に、厳密な最適解を演算すること。【解決手段】各搬送作業の要求時刻・搬送元位置・搬送先位置・作業時間・優先度からなる作業リストと、各輸送車の作業終了時刻と作業終了位置からなる輸送車リストと、輸送車の移動時間テーブルを入力とし、各輸送車が行う搬送作業とその順番を表す整数変数を定め、割付けに必要な各種制約を線形等式と線形不等式で定式化し、各搬送作業の優先度を重みとした遅刻時間と空走時間との重み付き総和で定義される評価関数の値を最小にする最適化計算を行い、各輸送車が行う搬送作業とその順番を決定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数の搬送作業を複数の輸送車に割付ける輸送車の最適搬送計画立案方法であって、
搬送作業ごとに定められた、搬送作業が開始可能となる要求時刻と、搬送元、搬送先、搬送に必要となる作業時間、作業の優先度からなる作業リストと、
輸送車ごとに定められた、既に割付けられている最後の搬送作業の作業終了時刻と作業終了位置からなる輸送車リストと、
輸送車がある地点からある地点まで移動するのに必要となる所要時間を登録した移動時間テーブルを入力とし、
各輸送車が行う搬送作業とその順番を整数変数で表し、前記整数変数を用いて、
各搬送作業の輸送車到着時刻が、当該輸送車の前作業終了時刻と前作業搬送先から当該作業搬送元への移動時間との和以上であるという第1の制約と、
各搬送作業の開始時刻が、当該搬送作業の輸送車到着時刻以上であるという第2の制約と、
各搬送作業の終了時刻が、当該搬送作業の開始時刻と作業時間との和に等しいという第3の制約と、
各搬送作業の遅刻時間が、当該搬送作業の開始時刻または輸送車到着時刻と、要求時刻との差に等しいという第4の制約と、
各搬送作業の空走時間が、当該搬送作業の搬送元への輸送車の移動時間と等しいという第5の制約と、
各搬送作業の優先度を重みとした遅刻時間と空走時間との重み付き総和で定義される評価関数を、
線形等式または線形不等式として定式化し、前記全制約を満足し、前記評価関数の値を最小にする最適化計算を行い、各輸送車が行う搬送作業とその順番を決定することを特徴とする、輸送車の最適搬送計画立案方法。
IPC (2件):
FI (3件):
B65G61/00 542
, G06F17/60 112G
, G06F17/60 114
引用特許: