特許
J-GLOBAL ID:200903022307528648

車両用交流発電機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 祥泰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-084616
公開番号(公開出願番号):特開平9-247915
出願日: 1996年03月12日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 回転子の磁極体に発生する磁束の著しい低下を招くことなく,磁極体の回転方向の後方にあたる後面での磁束漏洩を減少さ,また渦電流の発生を防止し,交流発電機の高い出力を確保することができる,車両用交流発電機を提供すること。【解決手段】 磁極体21を有するランデル型回転子2と,該回転子2に対面して配設した固定子とよりなり,上記回転子2の磁極体21は前面231と後面232と磁極体表面22との間に面取り部23を有している。上記磁極体21には,磁極体表面22に開口する溝24を設けてある。上記溝24は,上記面取り部23における開口端246の開口幅が上記磁極体表面22における開口部245の開口幅より大きい状態に形成されている。
請求項(抜粋):
低炭素鋼製の爪状の磁極体を有するランデル型回転子と,該回転子に対面して配設した固定子とよりなり,上記回転子の磁極体における磁極体表面には渦電流の通路にあって,その妨げとなる溝を設けてなる車両用交流発電機において,上記回転子の磁極体は,回転子の回転方向の前後に位置する前面と後面と上記磁極体表面との間に,それぞれ傾斜状の面取り部を有しており,また,上記磁極体には,上記両面取り部の間に連通形成されていると共に上記磁極体表面に開口する上記溝を設けてなり,かつ,該溝は,上記面取り部における開口端の開口幅が上記磁極体表面における開口部の開口幅より大きい状態に形成されていることを特徴とする車両用交流発電機。
IPC (2件):
H02K 19/24 ,  H02K 1/24
FI (2件):
H02K 19/24 A ,  H02K 1/24 B
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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