特許
J-GLOBAL ID:200903022308842745
車体前部構造
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
下田 容一郎
, 田宮 寛祉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-200180
公開番号(公開出願番号):特開2006-021590
出願日: 2004年07月07日
公開日(公表日): 2006年01月26日
要約:
【課題】 ダッシュボードを前方にずらして車室の居住空間を増大させ、車体前方からフロントサイドフレームに作用した衝突エネルギーをフロントピラーに効率良く分散させ、フロントダンパハウジングを補強する。【解決手段】 車体10の前部は、ダンパハウジング50の後部57に隣接させたダッシュボード70の上端部を、車体後方へ膨出させ、その上部膨出部74にて後部補強部材90の上部を一定の間隔を有して覆い、上部膨出部74をアッパメンバ40及びダンパハウジングに接合し、後部補強部材及び上部膨出部の組合せ構造が、サイドフレーム30からフロントピラー20に向かって、アッパメンバまで延びる閉断面体95を構成するようにした構成である。後部補強部材は、ダッシュボードより前下方の下部接合部54から、ダッシュボードより後上方の上部膨出部の内部を通って、アッパメンバまで延び、しかも車体の正面視、平面視、側面視の全てにおいて略直線状である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
車体の前部の左右両側で車体前後に延びた左右のフロントサイドフレームと、これらのフロントサイドフレームの車幅方向外側で且つ上側で車体前後に延びた左右のフロントアッパメンバと、これらのフロントアッパメンバの後端部に接合した左右のフロントピラーと、前記左右のフロントサイドフレームと前記左右のフロントアッパメンバとの間に掛け渡した左右のフロントダンパハウジングと、これらのフロントダンパハウジングの後方で車体前部を前部のエンジンルームと後部の車室とに仕切ったダッシュボードと、を備えた車体前部構造において、
前記車体は、前記左右のフロントサイドフレームに前記左右のフロントダンパハウジングを接合する各接合部と、前記左右のフロントアッパメンバと、の間に掛け渡した左右の補強部材を備え、
これらの補強部材は、前記左右のフロントダンパハウジングの後部に沿うとともに接合し、
前記ダッシュボードは、前記左右のフロントダンパハウジングの後部に隣接し、
前記ダッシュボードの上端部は車体後方へ膨出し、その膨出部にて前記左右の補強部材の上部を一定の間隔を有して覆い、
前記膨出部は、前記左右のフロントアッパメンバ及び前記左右のフロントダンパハウジングに接合し、
前記左右の補強部材及び前記左右の膨出部の組合せ構造は、前記左右の接合部から前記左右のフロントピラーに向かって、前記左右のフロントアッパメンバまで延びる、左右の閉断面体を構成し、
これらの閉断面体は、車体の正面視、平面視及び側面視の全てにおいて略直線状の部材であることを特徴とした車体前部構造。
IPC (3件):
B62D 25/08
, B62D 25/04
, B62D 25/20
FI (4件):
B62D25/08 E
, B62D25/08 F
, B62D25/04 A
, B62D25/20 C
Fターム (23件):
3D203AA02
, 3D203BB06
, 3D203BB12
, 3D203BB16
, 3D203BB20
, 3D203BB34
, 3D203BB35
, 3D203BB43
, 3D203BB54
, 3D203BC09
, 3D203BC13
, 3D203CA23
, 3D203CA35
, 3D203CA37
, 3D203CA52
, 3D203CA54
, 3D203CA57
, 3D203CA67
, 3D203CA73
, 3D203CB22
, 3D203CB33
, 3D203DA72
, 3D203DA85
引用特許:
出願人引用 (2件)
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車体前部構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-386095
出願人:トヨタ自動車株式会社
-
自動車前部の車体構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-157429
出願人:株式会社豊田自動織機製作所
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