特許
J-GLOBAL ID:200903022391080851
距離測定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 欣一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-225255
公開番号(公開出願番号):特開平10-068776
出願日: 1996年08月27日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】光波測距儀を用いた従来の距離測定方法では、測定に用いる信号に、該信号に対して若干周波数の相違する局部発振信号を畳重させビート信号を得ることにより周波数を下げていたため、局部発振回路等の多くの回路を必要とし、装置が複雑となっていた。【解決手段】受信信号Sig3を、基準周期T0の整数倍の周期T1の第1サンプリング信号Sig21で有限個サンプリングして第1有限和Diを得ると共に、基準周期T0の1/4の周期に前記基準周期T0の整数倍の周期を加えた周期の時間だけ前記第1サンプリング信号Sig21とは異なる初期位相を有する信号であって、前記基準周期T0の整数倍の周期T2の第2サンプリング信号Sig22でサンプリングして第2有限和Dqを得て、2つの有限和の比から位相遅れφを求めて測定対象物との距離を算出する。
請求項(抜粋):
送信光学系は主周波数で発振する基準信号で変調された射出光を射出し、受信光学系は前記射出光が測定対象物の位置に配置された反射体で返光されて成る入射光を受光して受信信号を出力し、基準信号に対する受信信号の位相遅れから測定対象物までの距離を求める距離測定方法であって、前記受信信号を、前記基準信号の一周期である基準周期と同じ周期、又はその基準周期の整数倍の周期の第1サンプリング信号でサンプリングし、サンプリングしたデータのうち所定の有限個数のデータを合計して第1有限和を求め、前記基準周期の1/4の周期、又は基準周期の1/4の周期に前記基準周期の整数倍の周期を加えた周期だけ、前記第1サンプリング信号とは異なる初期位相を有する信号であって、前記基準周期と同じ周期、又はその基準周期の整数倍の周期の第2サンプリング信号で前記受信信号をサンプリングしたデータのうち有限個数のデータを合計して第2有限和を求め、第1有限和と第2有限和との比から受信信号の位相遅れを求めることを特徴とする距離測定方法。
IPC (3件):
G01S 17/36
, G01B 11/00
, G01S 7/48
FI (3件):
G01S 17/36
, G01B 11/00 B
, G01S 7/48 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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距離測定装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-192677
出願人:株式会社小糸製作所
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特開昭64-069984
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信号評価装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-358337
出願人:アンリツ株式会社
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