特許
J-GLOBAL ID:200903022417299210

低減された信号歪みのためのレーザ送信器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外11名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-297954
公開番号(公開出願番号):特開平11-195844
出願日: 1998年10月20日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、光ファイバシステム内で発生する信号の歪みを低減するのに有効な広帯域で調節可能な半導体レーザ送信機に関し、特に、ファイバの非線形性および分散の両方の問題を解決することができる技術を提供する。【解決手段】 本発明による調節可能な半導体レーザは、MQWのアクティブ領域、一様なピットの格子を持つDFB領域、および第1の導波路を持つ利得セクションを含む。この半導体レーザは、さらに、DFB領域との間で空胴共振器を形成する合成反射器を含むが、これは、MQWの第2の領域および第2の導波路を含む。合成反射器に調整電圧を加えることで、量子拘束シュタルク効果が引き起こされ、これによって、搬送周波数を変化させることが可能となる。合成反射器にプレチャープ信号を加えることで光ファイバシステム内で発生する信号の歪みが低減される。
請求項(抜粋):
レーザ送信機であって、このレーザ送信機が、デジタル光出力信号をN個の異なる縦モードの任意の一つにて光ファイバに供給するための調節可能なレーザ源を含み、このレーザ源がMQWのアクティブ領域、該アクティブ領域に光学的に結合されたこれがレージングする縦モードの公称波長を選択するDFB領域、および該アクティブ領域に光学的に結合されたレーザ出力信号が出ることを許す第1の導波路を含む利得セクション、および該第1の導波路の一端に光学的に結合された該DFB領域との間で空胴共振器を形成する合成反射器を含み、この合成反射器が、該MQWのアクティブ領域に光学的に結合されたMQWの第2の領域、一端が該第1の導波路に光学的に結合された第2の導波路、および該第2の導波路の他端の所に配置された比較的高い反射率を持つ誘電層を含み、このレーザ源がさらに該MQWの第2の領域に調整電圧を加えることでこの中に量子拘束シュタルク効果を誘引し、これによって該出力信号の搬送周波数をN個のWDMチャネルに渡って変化させるためのチューナ手段、および該アクティブ領域にドライブ電流を加えるドライバ手段を含み、該アクティブ領域に加えられる電流と該第1の導波路の形状が互いに該N個の縦モードが本質的に同一の閾値利得を持ち、かつ、該DFB領域の該第1の導波路がその間を延びる部分がN個のゾーンにセグメント化されるように適合され、各ゾーンが光信号(光フィードバック)を該複数の縦モードの異なる一つに対応する一つの異なる波長にて供給し、このレーザ源がさらに該出力信号内の信号歪みを低減するのに有効なプレチャープ電圧信号を該MQWの第2の領域に加えるプレチャープ源を含むことを特徴とするレーザ送信機。
IPC (4件):
H01S 3/18 644 ,  H01S 3/18 632 ,  H04B 10/02 ,  H04B 10/18
FI (3件):
H01S 3/18 644 ,  H01S 3/18 632 ,  H04B 9/00 M
引用特許:
出願人引用 (7件)
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