特許
J-GLOBAL ID:200903022484560861

抄紙機の脱水フォイル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-256556
公開番号(公開出願番号):特開平5-222689
出願日: 1992年09月25日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 長寿命の堅いフォイル本体を有し、そのフォイル角度が単純で故障のない作動機構により迅速かつ正確な方法で調節できるように改良された、抄紙機の脱水フォイル装置を提供すること等を目的とする。【構成】 フォイル角度の調節のため、フォイル部材10を構成するセラミックもしくは他の硬質の耐磨耗性材料製の複数のフォイル構成片11が突条および溝と接着剤17とにより固定されたフォイル支持部材12のその長手方向への移動に対応してフォイル支持部材12を揺動させるべく、フォイル支持部材12をフォイル搭載基材14に連結する後側のカム溝21とカムフォロワーピン18とのセットを有し、堅いフォイル部材10を撓ませることなく揺動させるカム駆動の調節機構を具えるとともに、フォイル部材10の前端縁の高さを実質的に一定に維持するため、前側のカム溝とカムフォロワーピンとのセットをも具えるものである。
請求項(抜粋):
フォイル後部に剛結されたフォイル前部と硬質の耐磨耗性材料を持つ上面とを有する堅いフォイル部材を具え、該フォイル手段と交差するコンベヤにより搬送される紙料から水分を除去するフォイル手段と、前記フォイル部材の揺動を可能にするとともに前記フォイル前部の高さを実質的に一定に維持するよう構成されたフォイル搭載基材上に前記堅いフォイル部材を搭載する非弾性搭載手段と、前記フォイル部材の下方で延在する前記フォイル搭載基材の後部に沿って所定間隔で配置された複数のカム溝とそこにそれぞれ嵌まり込んだ複数のカムフォロワー突部との第1のセットを有し、前記フォイル部材が前記カム溝およびカムフォロワー突部によって前記フォイル搭載基材上に搭載されることにより、前記フォイル搭載基材に対する前記フォイル部材のその長手方向への移動に基づき前記フォイル部材の揺動ひいては前記フォイル前部と前記コンベヤとの間のフォイル角度の変化をもたらすカム駆動の作動手段を具え、前記フォイル角度を調節するフォイル角度調節手段と、前記フォイル角度を調節すべく前記フォイル搭載基材に対し前記フォイル部材をその長手方向へ所定量移動させる制御手段と、を具えてなる、抄紙機の、フォイル角度を調節し得る脱水フォイル装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 固定支持装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-095777   出願人:ヨット・エム・フォイト・ゲーエムベーハー

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