特許
J-GLOBAL ID:200903022494411325

直噴式ディーゼルエンジンの燃焼室構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-303118
公開番号(公開出願番号):特開平7-150944
出願日: 1993年12月02日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】直噴式ディーゼルエンジンの燃焼室構造において、噴射タイミングの違いによらず噴射燃料をより一層有効に拡散させ、燃料の燃焼性を向上させる。【構成】ピストン4の頂部に窪み5を形成し、その窪み5の内周面へ向かって燃料を高圧で噴射する噴射ノズル7を設ける。窪み5の開口近傍には、その窪み5を二段に区分してなる狭窄部8を形成する。窪み5の内周面には、外方へ湾曲した凸曲面9,10を、周方向に沿って連続して形成すると共に狭窄部8から窪み5の底部11へ向かって二段に形成する。窪み5の底部中央には、円錐台形形状をなす凸部13を形成する。従って、噴射ノズル7からの噴射燃料は、各凸曲面9,10に衝突して窪み5の内部へ向かって積極的に反射される。又、各凸曲面9,10に付着する燃料は少なくなる。更に、凸部13を中心とする空気の旋回流が強められ、反射燃料にその旋回流が作用する。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジンのシリンダヘッドとピストンとの間に形成され、ピストンの頂部に形成された窪みを含んでなる燃焼室と、前記窪みの開口近傍にて前記窪みを二段に区分してなる狭窄部と、前記窪みの内周面へ向かって燃料を直接噴射するための噴射ノズルとを備えた直噴式ディーゼルエンジンの燃焼室構造であって、前記窪みの内周面には、外方へ湾曲した凸曲面を、周方向に沿って連続して形成すると共に、前記狭窄部から前記窪みの底部へ向かって多段に形成したことを特徴とする直噴式ディーゼルエンジンの燃焼室構造。
IPC (2件):
F02B 23/06 ,  F02F 3/26
引用特許:
審査官引用 (14件)
  • 直噴式ディーゼルエンジンの燃焼室
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-344332   出願人:いすゞ自動車株式会社
  • 内燃機関の燃焼室
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-296391   出願人:ヤンマーデイーゼル株式会社
  • 特開昭55-054647
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