特許
J-GLOBAL ID:200903022497322366
電子ズーム処理装置および電子ズーム処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-082509
公開番号(公開出願番号):特開平8-279949
出願日: 1995年04月07日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】 画像を表わす映像信号をディジタル演算にて拡大縮小処理する際に処理された画像の中心位置が元画像に対してずれることなく画像端から順次演算処理する。【構成】 処理開始画素決定部10は元画像の中心位置に基づいて処理開始画素を決定する。その際の整数部は画素入力部18に与えられて開始画素が読み出される。この際に、処理開始画素の中心ずれをその演算結果の小数部から補整値算出部12にて算出して補間係数演算部14に与える。その結果、内挿補間演算部16に補間係数として与えられた中心位置補整値にて求める画素の位置が補整されて、その位置にて画素入力部18からの入力画素から画像端の画素値が求められる。以降、補間係数演算部14にてズーム倍率rから算出される等間隔の距離を最初の位置に順次加算して他の画素が補間演算される。これにより、中心位置ずれが生じることなく有効に画素端から演算処理が実行される。
請求項(抜粋):
入力した映像信号を設定されたズーム倍率に応じてディジタル演算して、その映像信号にて表わされる画像を拡大または縮小処理する電子ズーム処理装置において、該処理装置は、入力した元画像の映像信号のうちズーム処理を開始する画素の位置をその元画像の中心画素に対して決定する処理画素決定手段と、該処理画素決定手段にて決定された処理開始画素での中心画素に対する位置ずれを求めて、これより中心位置補整値を算出する補整値算出手段と、該補整値算出手段にて求めた中心位置補整値を、求める画素の最初の画素の位置に対して補整して、その補整位置での画素値を元画像の開始画素と次の画素の値から内挿補間演算により求め、該画素以降の画素の位置を倍率に応じた等しい間隔にて求めてそれぞれの画素値を順次対応する入力画素から内挿補間演算により求める画素値演算手段とを含むことを特徴とする電子ズーム処理装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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画像要素変換処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-087978
出願人:オリンパス光学工業株式会社
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特開平1-125064
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