特許
J-GLOBAL ID:200903022513149491

無段係合方式のロック機構を備えたシート軌道組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-531617
公開番号(公開出願番号):特表2003-512231
出願日: 2000年10月19日
公開日(公表日): 2003年04月02日
要約:
【要約】自動車のシート組立体を調整するシート軌道組立体。シート軌道組立体は、下側軌道を上側軌道に摺動自在に結合したものから成る。ロック機構が、下側軌道に固定されていて、第1の複数の孔を備えた固定ロックプレートを有する。可動ロックプレートが、上側軌道に固定されており、可動ロックプレートは、互いに間隔を置いて平行な上側ロックプレートと下側ロックプレートを有し、これらロックプレートは、固定ロックプレートの互いに反対側の側部でサンドイッチされている。上側ロックプレートと下側ロックプレートはそれぞれ、固定ロックプレートの孔と整列する第2の複数の孔を有している。ハウジングがこれら孔の上方で可動ロックプレートに取り付けられている。1対の剪断プレートが、ハウジング内に摺動自在に設けられ、これら剪断プレートは、互いにずれた状態で向かい合った係合フィンガを有する。剪断プレートは、第1及び第2の孔に選択的に係合して上側軌道をロックし、これを下側軌道に固定するためのロック位置に付勢される。剪断プレートは、第1及び第2の孔から外れて上側軌道と下側軌道の相互摺動運動を可能にする非ロック位置に動くことができる。さらに、剪断プレートのうち少なくとも一方は、上側軌道と下側軌道の相対位置とは無関係に第1の及び第2の孔と係合でき、それにより上側軌道と下側軌道との間におけるロック機構の無段係合が可能になる。
請求項(抜粋):
自動車のシート組立体を調整するシート軌道組立体であって、 第1の複数の孔を備えた下側軌道と、 前記下側軌道に摺動自在に取り付けられていて、第2の複数の孔を備えた上側軌道と、 前記上側軌道に取り付けられたハウジングと、前記ハウジング内に摺動自在に設けられていて、互いにずれた状態で向かい合った係合フィンガを備える少なくとも2つの剪断プレートとを有し、前記剪断プレートは、第1及び第2の孔に選択的に係合して上側軌道をロックし、これを下側軌道に固定するよう付勢され、前記剪断プレートは、第1及び第2の孔から外れて上側軌道と下側軌道の相互摺動運動を可能にする非ロック位置に動くことができ、前記剪断プレートのうち少なくとも一方は、上側軌道と下側軌道の相対位置とは無関係に、第1及び第2の孔と係合できること、を特徴とするシート軌道組立体。
Fターム (6件):
3B087BA02 ,  3B087BB02 ,  3B087BC06 ,  3B087BC08 ,  3B087BC16 ,  3B087BC17
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-133250
  • 特開昭61-261136
  • 特には自動車の座席である、車の座席の固定装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-517140   出願人:カイパーレカロゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツングウントコンパニー
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