特許
J-GLOBAL ID:200903022540214750

磁石モータとその起動方式

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-188088
公開番号(公開出願番号):特開平9-023687
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【目的】 起動死点がなく、振動騒音レベルが低く、高いトルクを発生できる磁気回路とドライブ回路を提供する。【構成】 ステータまたはマグネット部材の磁性に方向性を含み、ステータティップとマグネットポールの対向円周は無通電トルクが発生しないように設定されれる。励磁されるティースとされないティースが混在して設けられ、励磁コイルを有するティースコイルを起動時一瞬双方向に通電するドライブ回路を有し、少なくともその一方の通電方向により起動死点を免れる。通電励磁がなされるステータティースは対向するマグネットポールに逆方向の部分トルクが発生しないように配置される。通電励磁がなされないティースの本数が全ティース本数に占める比率は、三相ドライブ方式以下に選ばれ、高トルク高効率を得る。一つのホールセンサもしくは励磁コイルがないティースにセンサコイルが設けられ、方向磁性により磁束の死点を免れて、半導体スイッチを導通させる。
請求項(抜粋):
回転軸を有するローター、円周端面に複数の磁極を備えたリング状の硬磁性体、複数のティースおよび円周端面において前記磁極と対向するステータティップを有する軟磁性体、前記ティースに巻回された励磁コイル、前記磁極の位置を検知する手段、前記コイルに通電するためのドライブ回路を有する磁石モータにおいて、前記複数のティップと磁極の相対的位置関係は両者の組み合わせによって前記個別のティップに発生する無通電部分トルクを積算した軸トルクがほぼ零になる組み合わせに選択されるとともに、前記ティースに励磁コイルを有するものと有しないものを混在させ、前記巻線を有するティップと磁極の相対的位置関係が、通電励磁に際して前記各ティップに発生する部分トルク中の逆トルク成分を低減するように選択されることを特徴とする磁石モータ。
IPC (5件):
H02P 6/20 ,  H02K 21/22 ,  H02K 29/00 ,  H02P 1/46 ,  H02P 6/10
FI (5件):
H02P 6/02 371 B ,  H02K 21/22 M ,  H02K 29/00 Z ,  H02P 1/46 ,  H02P 6/02 351 G
引用特許:
審査官引用 (6件)
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