特許
J-GLOBAL ID:200903022551775630

動力舵取装置及びこれに用いるサーボ弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-097048
公開番号(公開出願番号):特開2000-289633
出願日: 1999年04月02日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】【課題】 小流量の状態で操舵中立点から操舵されて油圧シリンダが動作するまでの操舵角を小さくでき、操舵初期において操舵を軽くすることができるようにする。【解決手段】 油圧ポンプから流量制御弁を経て圧油が供給されるサーボ弁の複数の排油室75は、少なくとも1つを排油孔74に連通させ、他の少なくとも一つを絞り部80が設けられた排油孔74aに連通させ、この絞り部80を有する排油孔74aに連通する排油室75の両側で隣り合う送油室77,79を絞り部81が設けられた送油孔76a,78aに連通させることにより、全ての排油孔の開口面積が同じとされた既存のサーボ弁を備えたものに比較して排油孔による排油流量を早期に少なくすることができるとともに、サーボ弁から油圧シリンダへの供給流量を早期に多くでき、その油圧力を早期に所定値に上昇させることができるようにした。
請求項(抜粋):
油圧ポンプと、該油圧ポンプに送油路を介して連通する操舵補助用の油圧シリンダと、前記送油路中に設けられる流量制御弁と、操舵に基づいて前記流量制御弁からの圧油を前記油圧シリンダの室へ切換えて供給するサーボ弁とを備え、該サーボ弁には、バルブボディに相対角変位を可能として嵌合されるバルブスプール及び前記バルブボディの間に、給油孔に連通する給油室、第1中間圧室、第2中間圧室及び第1中間圧室がこの順序で複数個設けられている動力舵取装置において、前記第2中間圧室は、少なくとも1つが排油孔に連通し、他の少なくとも一つが排油孔との連通を遮断され(又は絞り部を有する排油孔に連通され)ており、該遮断された第2中間圧室又は絞り部を有する排油孔に連通する第2中間圧室の両側で隣り合う第1中間圧室は絞り部を有する送油孔に連通され(又は送油孔との連通を遮断され)ており、該第1中間圧室を除く残りの第1中間圧室は送油孔に連通していることを特徴とする動力舵取装置。
Fターム (3件):
3D033EB04 ,  3D033FD06 ,  3D033FD12
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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