特許
J-GLOBAL ID:200903022580760065

構造材の接合部構造およびばね・粘弾性材複合型ダンパー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 久門 知 ,  久門 享
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-087141
公開番号(公開出願番号):特開2007-262705
出願日: 2006年03月28日
公開日(公表日): 2007年10月11日
要約:
【課題】 コンパクトで大きな復元力および減衰性が得られる接合部構造およびダンパーを提供する。 【解決手段】 湾曲させた板ばね部材2と押え部材4との間にシート状の粘弾性材3を挟み込んで、ばね・粘弾性材複合型ダンパー1を構成する。これを柱11、梁12等の構造材どうしの接合部の内角側に接合部に対し凸となるように取り付ける。ばね・粘弾性材複合型ダンパー1の構造材への取付けは、板ばね部材2の両端部をボルト7等で固定することによって行う。地震や風により構造材の接合部に回転変形が生ずると、板ばね部材2が弾性変形し、ばねとしての復元力が生ずる。また、粘弾性材3に直ひずみとせん断ひずみが生じ、その両者について減衰力が発生する。大変形時には、さらに板ばね部材2の塑性変形による履歴減衰力が得られる。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
構造材どうしの接合部の内角側に、該接合部に対し凸となるように湾曲し、両端がそれぞれ前記構造材の一方に接合される板ばね部材と、前記板ばね部材の湾曲部内周面側に取り付けられた所要厚のシート状の粘弾性材と、前記粘弾性材の湾曲部内周面側に取り付けられ、前記板ばね部材の変形範囲では実質的に剛体とみなすことができる押え部材とからなり、前記板ばね部材の変形と前記板ばね部材と前記押え部材とで挟まれた前記粘弾性材の変形により、振動エネルギーを吸収するようにしたばね・粘弾性材複合型ダンパーを設置したことを特徴とする構造材の接合部構造。
IPC (2件):
E04H 9/02 ,  F16F 15/02
FI (3件):
E04H9/02 351 ,  F16F15/02 L ,  F16F15/02 R
Fターム (6件):
3J048AA02 ,  3J048AC05 ,  3J048BC04 ,  3J048BD08 ,  3J048DA04 ,  3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (4件)
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