特許
J-GLOBAL ID:200903022646172151

スタータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-064849
公開番号(公開出願番号):特開2004-270620
出願日: 2003年03月11日
公開日(公表日): 2004年09月30日
要約:
【課題】遊星ギヤ減速装置と一方向クラッチ4との間に衝撃吸収装置を配置することにより、インターナルギヤ10を小型化できるスタータ1を提供する。【解決手段】衝撃吸収装置は、キャリアプレート14を摩擦面として利用し、その摩擦面とクラッチアウタ4Aとの間に配置される摩擦板28と、この摩擦板28をキャリアプレート14(摩擦面)に押圧する弾性体29とで構成される。摩擦板28は、キャリアプレート14の摩擦面に摩擦接触すると共に、クラッチアウタ4Aに設けられたボス部4bに係合して回転規制されている。弾性体29は、クラッチカバー4Dの巻き締めによって一定の弾力が保持されている。この構成では、インターナルギヤ10に摩擦板28を係合させる必要がないので、インターナルギヤ10を単独に形成できる。その結果、インターナルギヤ10に焼結金属などの高強度材を使用しても、コストアップを抑えることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
回転力を発生するモータと、 キャリアプレートにギヤ軸を介して回転自在に支持された遊星ギヤを有し、この遊星ギヤを介して前記モータの回転速度を減速する遊星ギヤ減速装置と、 この遊星ギヤ減速装置で減速された回転がクラッチアウタに伝達され、このクラッチアウタからローラを介してクラッチインナにトルク伝達を行う一方向クラッチと、 前記クラッチインナの内周に形成された雌側ヘリカルスプラインに噛み合う雄側ヘリカルスプラインを有し、両ヘリカルスプラインの相対回転により前記クラッチインナの内側を移動可能に設けられた出力軸と、 この出力軸上に配置され、前記出力軸と一体に反モータ方向へ移動してエンジンのリングギヤに噛み合うピニオンギヤと、 前記モータから前記ピニオンギヤまでの動力伝達系に加わる過大な衝撃力を吸収するための衝撃吸収装置とを備えるスタータであって、 前記衝撃吸収装置は、前記キャリアプレートと前記クラッチアウタとの間に少なくとも1枚の摩擦板を配置し、前記動力伝達系に加わる回転トルクが所定値以下の時には、前記摩擦板を介して前記キャリアプレートと前記クラッチアウタとが回転規制され、前記動力伝達系に加わる回転トルクが所定値を超える時には、前記キャリアプレートと前記クラッチアウタとが相対回転することを特徴とするスタータ。
IPC (8件):
F02N15/06 ,  F02N11/00 ,  F02N15/02 ,  F16D7/02 ,  F16D43/21 ,  F16H1/28 ,  F16H35/10 ,  H02K7/116
FI (11件):
F02N15/06 J ,  F02N11/00 F ,  F02N15/02 D ,  F02N15/02 M ,  F16D7/02 B ,  F16D7/02 F ,  F16D43/21 ,  F16H1/28 ,  F16H35/10 A ,  F16H35/10 H ,  H02K7/116
Fターム (38件):
3J027FA36 ,  3J027FB02 ,  3J027GA01 ,  3J027GB02 ,  3J027GC22 ,  3J027GD04 ,  3J027GD08 ,  3J027GD12 ,  3J027GE01 ,  3J027GE26 ,  3J027GE27 ,  3J027GE29 ,  3J027GE30 ,  3J062AA60 ,  3J062AB06 ,  3J062AC01 ,  3J062BA19 ,  3J062CF03 ,  3J062CF32 ,  3J068AA02 ,  3J068AA07 ,  3J068BA02 ,  3J068BA03 ,  3J068BB05 ,  3J068CB05 ,  3J068EE16 ,  3J068GA08 ,  3J068GA19 ,  5H607AA12 ,  5H607BB01 ,  5H607BB04 ,  5H607BB14 ,  5H607BB26 ,  5H607CC03 ,  5H607DD19 ,  5H607EE05 ,  5H607EE33 ,  5H607FF02
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-149350
  • 特開平3-294657
  • エンジン始動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-153568   出願人:日本電装株式会社
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