特許
J-GLOBAL ID:200903022649649579

燃料電池の反応層形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-315502
公開番号(公開出願番号):特開平8-148176
出願日: 1994年11月24日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 触媒の利用率を高めるとともに、電池特性の向上を図る。【構成】 電解質膜10としての「ナフィオン117」のフィルムにプラズマエッチング処理を施すことにより、電解質膜10の表面に凹凸を形成する。次いで、凹凸が形成されたその表面にスパッタエッチング処理を施すことにより、白金層81を形成する。この白金層81は、電解質膜10の表面の凹凸に沿った形でほぼ一様な厚さとなる。続いて、粒径が50[nm]のカーボン粒子を電解質膜10と同じ「ナフィオン117」の溶液中に混練しペースト状にし、白金層81の表面に塗り込む。その後、その表面にアノード20となるカーボンクロスをホットプレスにより接合する。この結果、電解質膜10の凹凸の表面上に極めて白金層81が形成され、その凹部にカーボン粒子83が充填された状態で、電解質膜10とアノード20とが接合される。
請求項(抜粋):
燃料電池の電解質膜の表面に反応層を形成する燃料電池の反応層形成方法であって、前記電解質膜の表面に粗化処理を施して凹凸を形成する工程と、該凹凸が形成された表面に触媒としての金属を、該凹凸に沿わしてほぼ一様な厚さで付着させる工程と、前記金属が付着した表面の凹部に所望の大きさに調整された複数のカーボン粒子を充填させる工程とを備える燃料電池の反応層形成方法。
IPC (4件):
H01M 8/10 ,  H01M 4/86 ,  H01M 4/88 ,  H01M 8/02
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る